子宮を有した男性の胎内に宿りたいという欲望。

わたしは胎内回帰願望が多分に強いのだ。
あの心地の良い子宮の中へ戻り、いつまでもたゆたい続けられるのだとしたら、と想像する。
それは"幸福"とほぼ同意味だと考えても良いに違いない。
だが、もはや胎児ではないわたしの性的指向が、純粋な欲求を欲望へと捩じってしまう。
異性愛者であることへの自覚が「母なる"男性"の元に寄生したいのだ」という願望へと繋がっていく。

つまりはこれも、両性具有憧憬のひとつなのである。
2007.12.30(23:50)|両性具有コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
妖怪変化 京極堂トリビュート妖怪変化 京極堂トリビュート
(2007/12/14)
西尾 維新、あさの あつこ 他

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デス・スウィーパー 1 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS)デス・スウィーパー 1 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS)
(2007/12)
きたがわ 翔

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ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)
(2007/12/18)
沙村 広明

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『妖怪変化』は半分は面白いのだけども、残りの半分は微妙という印象。諸星大二郎の漫画がとても好みでした。

『デス・スウィーパー』は、遺体や遺体の置かれていた部屋を清掃する仕事について漫画にしたもの。ブログ特殊清掃「戦う男たち」を読んでるときにイメージがしやすくなるな。

『ブラッドハーレーの馬車』は画集『人でなしの恋』に続いて、沙村広明の暗黒面が顕著となっています。絶望の物語。
2007.12.28(22:02)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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トレヴァー・ブラウンの記事も読みたいのだけれど、なによりこの表紙のイラストを描いたのが誰なのか気になります。可愛いなあ。

via baby art blog

追記:コメント欄にてヒメノさんからmijn schatjeという方だと教えていただきました。感謝!
http://www.iconique.com/flash/arts-feat48.html
2007.12.27(07:27)|アートコメント(4)トラックバック(0)TOP↑
放浪息子 7 (BEAM COMIX)放浪息子 7 (BEAM COMIX)
(2007/12/25)
志村 貴子

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相変わらずの先の読めない展開。みんな可愛いけども、やっぱり千葉さんが一番好きです。
2007.12.25(21:40)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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藤原舞子「解かれた沈黙」 via 青木画廊『Punkt展』
2007.12.21(23:10)|アートコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
ヴァニラ画廊にて販売されているYock(河上ヨシタカ)画集/ICHIRIZUKAがとてもとても欲しい!10,500円かあ…。うーむ、なんとか資金調達せねば。

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Yock(河上ヨシタカ)サイト CGギャラリーイチリヅカ
2007.12.20(23:49)|アートコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫 た 28-2) (集英社文庫 た 28-2)谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫 た 28-2) (集英社文庫 た 28-2)
(2007/12/14)
谷崎 潤一郎

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美術手帖 2008年 01月号 [雑誌]美術手帖 2008年 01月号 [雑誌]
(2007/12/17)
不明

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美術手帳は松井冬子特集。
2007.12.19(21:47)|書籍コメント(5)トラックバック(0)TOP↑
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先週の土曜日、スパンアートギャラリーにて「アリス幻想」展をみてきた。豪華作家人たちによる会場にずらりと並ぶ「アリス」の世界は、にぎやかで色とりどりで個性に溢れている。最終日だったこともあってか会場内は混雑しており、ゆっくりと眺めることは難しかったが、その熱気もまた楽しかった。
印象に残った作品については、忘れないように感想を書いておきたい。

丸尾末広の『アリス』は、白痴美を備えた少女のように思える。寝そべる白ウサギの手によって、これからよからぬいたずらをされてしまうのではなかろうか、もしかしたら"ウサギ"は少女以外の目から見れば"ウサギ"じゃないのかもしれない、そんな予感が胸に過ぎる。

桑原弘明の作品は、小さな本の形をした立体作品だ。表紙は開いた状態で置かれており、小さな扉が中を見るように誘っている。覗くと、懐中時計や鍵が存在する部屋が広がり、奥の壁は鏡になっていた。覗いた人間の目を映し出す仕組みだ。"大きくなったアリスが小さなドアから部屋を覗いている図"が己の目でもって完成される構造は、作品に自分自身が取り込まれているようでドキドキする。

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他にも、鳩山郁子の作品は"物語"のアリスではなくモデルとなった少女アリス・リデルを描いたようで、牡蠣を食べているなどの趣向を凝らした設定が面白かった。
山本タカトの密やかな吐息と秘密を抱えた雰囲気を持つ『アリス』も素晴らしい。
酒井駒子の『アリス』は、最も子供としてのアリスを描いていて、その愛らしさには心掴まれた。

"少女幻想"としての象徴的存在である"アリス"の魅力の底知れなさを実感する、そんなひとときだった。
2007.12.18(23:04)|展覧会感想コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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GALLERY HOUSE MAYAにて22日まで催されている「L'innocente 文学にみる少年少女達の心のゆらぎ」展をみてきた。様々な文学作品の世界を、21人の作家がそれぞれに描いている。
山本タカトの「恐るべき子供たち」は、もはや様式美とも云えるような少年少女の造形、壁の模様、線の美しさに感動した。最近の氏の作品は以前に比べ、顔の輪郭線などが丸みを帯び、年齢がやや幼くなったように感じる。そういう変化を観れることは楽しい。

そして深瀬優子の「田園交響楽」、今回の展示で最も印象に残った作品だ。描かれた少女の目は、何物も映すことのない虚空のようでもあり、全てを見透かしているようでもある。その個性の強い画風は、主題となっている「田園交響楽」によく似合っていると思った。

こういう企画は面白いのでまたやってもらいたいなあ。
2007.12.16(21:02)|展覧会感想コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
天妖 東 學 墨画展 東京初個展 ~『天妖 東 學 墨画集』刊行記念 ~
ポスターハリスギャラリーにて2007年12月9日(日)-2008年1月16日(水)まで開催。

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http://www.188.jp/index.php
2007.12.16(13:18)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
グロテスクの系譜 (ちくま学芸文庫)グロテスクの系譜 (ちくま学芸文庫)
(2004/04/08)
アンドレ・シャステル

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手で作る本手で作る本
(2006/03)
山崎 曜

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2007.12.15(01:38)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
アートアクセスにて『山本タカト 幻色のぞき窓』というエッセイが開始されました。
[ http://www.gei-shin.co.jp/comunity/07/index.html ]

via [mixi]山本タカトコミュニティ
2007.12.12(21:55)|ウェブコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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マリアの心臓で行われている、映画「小さな悪の華」公開記念「少女と毒薬」展をみてきた。
天野可淡の人形の眸は、見つめると深淵を覗いているかのような気がして、少し怖くなる。強い屍臭を嗅ぎ取ってしまいそうな造作、カラスを肩に止まらせている少女など、彼女の人形は常に死の匂いを纏っている。
一方で、恋月姫の人形は死の匂いを隠蔽し尽くすことで、永遠の死を手に入れているようにも感じられる。
どちらもタナトスへの欲望を喚起させられるけれども、いつか朽ちるものと朽ちることを拒否したものとして対照的な存在感を示しているように思え、人形だからこそ成し得る表現なのだと感心する。

そして今回、一番に心惹かれた作品は三浦悦子氏の、包帯を巻き口の端を半分ほど縫われ不自由な体躯で痛々しくも寄り添う、二人の少女人形だ。以前にも書いたような気がするが、過剰な加虐は、痛みや快感よりも敬虔さを覚える。
絶対的無力とは聖なるものの裏返しであるのだろうか、人々の原罪を背負って、茨の冠を頭上に戴き、鞭打たれ、絶え間なく血を流しながら磔にされたキリストを思う。

無垢な笑みを浮かべながら、痛みを背負う為に存在する二人の少女が、無償に愛おしく思えて仕方ない。
2007.12.10(22:19)|展覧会感想コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
勉強は出来ない、そのうえ運動能力も著しく欠けていたので小学校開催のマラソン大会では、毎年必ずビリだった。当然、学校の成績は悪い。親の焦りから通わされた習い事はことごとく失敗に終わり、唯一得たものは胸の中で巨大な風船のように膨らんでいく劣等感のみだ。
この愚かさで、他人とのコミュニケーションをまともに取れるはずがないのは自明の理で、ひとつ残されているすべてを挽回出来るカードとしての容姿も、なんとも哀しいことだが、非常に醜く気味が悪いとしか言い様がない。こうなると集団のなかで孤立するのも必然なのだろう。
そして、そんな何もかもが劣った子供が生きるために持てる武器といったら、劣等感に特権意識を与えることぐらいしかないに決まっているのだ。

たとえば、サーフィンを生き方として考えてみる。

上手く波を乗りこなして明るい笑顔を振りまいている人々のなか、辛うじてボードに掴りながらほぼ溺れている自分。

けれども、水面から二つの眼を覗かせて、サーフィンを楽しむ人々の美しさを見ることが出来る自分。

ああ、その美しい姿はボードから落ちなければ見れなかった光景なのだ、わたしには"視る者"としての特権を与えられたのだ、神様!ばんざい!!

醜く気持ち悪く愚かしく生きてやる、そうして美を愛してやろう。

しかし、醜さも気持ち悪さも、ありのままのそれなりなもので意志として貫くことはできなかった。あろうことか、なるべく気持ち悪くならないようにと取り繕う始末だ。まったく、飽きれるほどの中途半端さには吐き気がする。
スケールは違えどジャンジュネがあれだけ悪を賛美し人殺しを憧憬し続けても、こそ泥としかなれなかったことと共通するものを感じてしまう。
結局、わたしには何も与えられていない、何ももっていない、空虚な人間ということでしかない。

ならば、それも受け入れるとしよう。
空っぽで何が悪いと開き直って街中を闊歩するのも、生き方のひとつの選択なのだ。


*mixi日記に書いた文章を手直ししたものです。
2007.12.09(22:06)|思考文章コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
バックパッカー一人旅~Traveler-S-拷問博物館牢獄体験-
[ http://www.traveler-s.com/torture/torturemain.html ]

興味深い。
2007.12.09(13:36)|ウェブコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
『片腕マシンガール』予告編



via Beware! The Blog - Director's Cut
2007.12.09(13:33)|映画コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
棺に納めれられた少女の遺体画像です。眠るようですが見たくない方はご注意ください。


≫「棺の中の少女」の全文を読む

2007.12.05(22:13)|画像コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
不思議の森の裁判不思議の森の裁判
(1996/03)
田中 敏郎、建石 修志 他

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アリスに届いた一通の手紙。それは不思議の森ではじまる不思議の裁判への招待状だった…。全編に暗号がちりばめられた空前絶後の絵本。読者は、美しい絵とナンセンスな物語を楽しむだけでなく究極の暗号解読にも挑戦できる。


建石修志の絵を堪能したい。
2007.12.05(21:37)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

Trois Graphistes Nippons
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日本語が聞こえないのがかなしい。
2007.12.03(22:19)|動画コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
マリオ 「(日本では)一般の人は結構人形好き。日本人は表でにこにこするんだけど、裏は結構、こわい性格を持っていますからね。(一同笑) 特に最近の若い女の人と話すと、みんな好きでね、エログロな少女、少年漫画とか。外国人から見ると先入観とは正反対で大きな驚きです。みんな、ポーカーフェイスでいながら…」

小川 「人形ではこんなに過激な国、ないですよ。他の国では、人形はちゃんと人形として、収まるところに収まっていますから。だからアメリカでは人形の雑誌ではヘア・ヌードは駄目だし、裸も駄目」

マリオ 「誰が検閲するんですか。答えとして分かるのは、一方ではあるキリスト教の厳しいピューリタン、もう一方ではフェミニズムから…。不思議にも政治的には正反対の立場なのに一緒に組んで検閲してるわけです。だから保守的なアメリカ人に対して成功するのが難しいことは事実です。けれども、あなた達が作った環境は、お陰様で素晴らしい」(一同笑)

吉田 「御陰様でって!(笑)」

榊山 「もう一つは、未成年者に対する考え方の違いがあって、エロテッィクな表現で言えば、日本は性器表現は未だにだめとなっていますけれども、欧米では随分前から男性性器でも女性性器でもOKですよね。ただ、子供がいる一般公共の場所には出さない。それから未成年者を表現の対象にすることに対してもきびしく罰する。人形は子供と通じるところがあるから余計に厳しいということではないでしょうか」

シモン 「少女の人形というのは、御人形というのはもともと、トイ。玩具の領域で子供が可愛がる、という絶対的な領域があるじゃないですか。それをほとんど踏み外していることを(我々は)やっているわけですよね。例えばマリオもこれを、可愛い、と思ってやっている」

マリオ 「そうそう。キーワードは〈可愛い〉なんですよ。僕、日本の社会でアイドルの話とか可愛らしさとか、その環境をとても意識するんです。この環境がヨーロッパではないんです。毎日のように女の人が〈キュート〉なんて、百回も言うことじゃないんですから。だからここは〈可愛い〉文化。テレビの女性タレントは可愛くないと駄目。だから全体的には、〈可愛らしさ〉を持ってないと成功できない世界なんですね。人形っぽい、femme enfant’大人になりたくない、成長させないような環境を、雄のテレビプロデューサーが一生懸命築くから、松田聖子や森高千里からモー娘まで、まだ日本社会全体が全然変わらない。それは商品価値としてお金になるから。母親たちも自分の娘が人形のようなピンク色的な可愛さで育てている。責任は母親にもあるはずです」

吉田 「日本は本当にロリータ王国だって、この本(『解体人形』)を出した出版社の編集者も言ってるんですね。成熟した女性のものよりも、ちょっとロリータっぽいものの方が日本人の、まあ、男性でしょうけどね、受ける」

マリオ 「いや、男性だけじゃなく、女の子にも受ける。だから問題なの。欧米のフェミニスト達が日本に来たら、おしまいなんです。自分たちのジェンダー・スタディース論理が全く進まないから。『私は可愛い、でいたいんだから』と言ってそういう服を三十才になっても着ている、日本ではそんな環境なんですよ。」

Doll Forum Japan vol.35より

ドール・フォーラム・ジャパン (Vol.35)ドール・フォーラム・ジャパン (Vol.35)
(2002/12)
ドール・フォーラム・ジャパン事務局

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2007.12.02(21:32)|資料・記録コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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