生首考 (夜長姫叢書)生首考 (夜長姫叢書)
(1994/12)
蜂巣 敦

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ラヴクラフトの遺産 (創元推理文庫)ラヴクラフトの遺産 (創元推理文庫)
(2000/08)
F.ポール ウィルスン、ブライアン ラムレイ 他

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夜啼きの森 (角川ホラー文庫)夜啼きの森 (角川ホラー文庫)
(2004/05)
岩井 志麻子

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『生首考』は中野ブロードウェイにある「タコシェ」にて購入。
2008.02.28(21:21)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
kohhideki.jpg


27日までポスターハリスギャラリーで開催されていた『甲秀樹展』をみた。

今まで、甲秀樹の作品は雑誌やサイトでちらりと拝見するに止まり、直に、こうもじっくりと眺めたのは初めてだった。描かれている少年たちは皆どことなく、青い精液の匂いを発散している。その匂いこそが、女性の描く少年との違いなのかもしれないと感じた。

なぜ今回の展覧会を是が非でも見に行かねば、と思ったかというとTHメモ板で、両性具有の人形が展示されていると知ったからだ。
両性具有憧憬に根強く支配されているわたしとしては見逃せる訳がない、というのも確かであるとともに、雑誌『薔薇族』でデビューし、少年同士の同性愛の世界を、美しく、瑞々しく、エロティックに表現していると認識していた作家が、どのような両性具有像を創りあげたのか興味深くもあった。

少年性になぜ女性性を含ませようと思ったのだろう、という純粋な疑問。

そんなことをつらつらと考えながら展覧会に足を運んだ訳だが、実際に作品を前にしてみれば、わたしの疑問などは、なんとも取るに足らないものであったことに気付かされ自嘲した。
黒いカーテンに仕切られた奥の、そこにいたのは、一個の完全なる性を伴ったひとがたであり、男性性と女性性という二つの要素のどちらかが強いということは一切なく、交ざり合う際の"繋ぎ目"などは全く存在していない、真実のアンドロギュヌスであった。

青味がかった白い肌に充血したペニス、透明な樹脂でも塗られているのかヴァギナは妖しく煌いている。眸の美しさは逸品だ。真っ直ぐに投げかけてくる視線とかち合って心臓が高鳴る。
THメモ板で書かれていた胸の膨らみは、上着で隠されて見ることは出来なかったけれど、想像させてもらえただけでも満足だった。

今まで見た両性具有像のなかでも、こんなにも理想に重なる作品に出会えたのは初めてで、とても嬉しく、仕事での失敗で心身疲弊した状態だったことなどどこ吹く風で、軽やかな足取りで会場を後にすることができた。

甲秀樹公式サイト:HIDEKI KOH ONLINE
2008.02.27(22:50)|両性具有コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
アート・トップ 2008年 03月号 [雑誌]アート・トップ 2008年 03月号 [雑誌]
(2008/02/20)
不明

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パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)
(2008/02/25)
江戸川 乱歩、丸尾 末広 他

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金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)
(2003/10)
酒井 駒子

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『金曜日の砂糖ちゃん』は、酒井駒子ファンサイト-BIRD-で知り、表紙の絵の可愛さに心惹かれて購入。
2008.02.26(21:43)|書籍コメント(3)トラックバック(0)TOP↑
maria11.jpg

美少年とは、永劫転化の只中における素粒子的一閃である。 通りすがりに小路の奥に見た夕焼であって、五分間あとの帰途 にはすでに残照に変っている。 それはしかし一定の率の下に循環している。 昔の薔薇紅は取戻すに由ないが、他日のグローリーは期待してよい。 十五夜を盛りとしてお月様のように欠けて行くが、 程なく十三夜はめぐってくる。 ある日盗み見した白いうなじが、昔のそれと同じであるように、 特定の花は散っても花そのものは永遠である。
〔稲垣足穂「少年愛の美学」より〕


マリアの心臓にて3月1日から3月30日まで開催。
http://www.mariacuore.com/web2/exhibition-A.html

2008.02.24(18:42)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
TOGAWA LEGEND SELF SELECT BEST&RARE 1980-2007TOGAWA LEGEND SELF SELECT BEST&RARE 1980-2007
(2008/05/08)
戸川純

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当初と比べずいぶん延期した発売日だけども、5月には買えるのだと信じておこう。

2008.02.24(02:07)|音楽コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
とてつもなく愛らしいですね。

Via MySpace Miss High Heel

追記
コメント欄にて、18禁イラストサイト"ヘネラリフェ"の絵だと教えて頂きました。yueさん、ありがとうございます。

追記2
拝見したところ無断転載は禁止とのことだったので、上に貼っていた画像は削除しました。代わりにイラストへのリンクを貼っておきます。

[ Aurore, sur le cheval de bois(alternate) ]

2008.02.23(13:27)|ウェブコメント(2)トラックバック(0)TOP↑
パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)
(2008/02/25)
江戸川 乱歩、丸尾 末広 他

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江戸川乱歩の小説を丸尾末広が漫画化した『パノラマ島綺譚』が25日発売とのことです。楽しみ。

2008.02.22(21:51)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
乳と卵乳と卵
(2008/02/22)
川上 未映子

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公式ブログ:川上未映子の純粋非性批判
2008.02.22(21:26)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫 い 17-1)扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫 い 17-1)
(2008/02/08)
石持 浅海

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カンタン刑   式貴士 怪奇小説コレクション (光文社文庫)カンタン刑 式貴士 怪奇小説コレクション (光文社文庫)
(2008/02/07)
式 貴士

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『カンタン刑』はHugo Strikes Back!さんのTwitterで知りました。

2008.02.20(22:31)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
ポルトガルのwebマガジン[ clubotaku-クラブオタク- ]にて富崎NORI氏のインタビュー記事が掲載。
Entrevista - Tomizaki Nori

tomizakinori2.jpg


幻の箱で創られた少女幻の箱で創られた少女
(2007/10)
富崎 NORI

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2008.02.17(20:30)|ウェブコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)
(1988/02)
倉橋 由美子

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2008.02.17(20:20)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
胎児の夢(紙ジャケット仕様)胎児の夢(紙ジャケット仕様)
(2008/02/15)
佐井好子

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2008.02.15(22:09)|音楽コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
市川崑追悼の意も込めて、「獄門島」や「犬神家の一族」など横溝正史シリーズを数本レンタルして帰ってきましたよ。日曜日にでもまとめて観たい。

金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX
(2006/11/23)
石坂浩二

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このBOX欲しいなあ。

2008.02.15(21:47)|日常コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX)同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX)
(2008/02/15)
中村 明日美子

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少年二人の恋模様が可愛すぎるのです。
2008.02.15(21:40)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

Q 三島由紀夫とマンディアルグの関係はどうなんでしょうね。

A マンディアルグは三島のファンですね、三島の『サド侯爵夫人』をフランス語に翻訳したりして。

Q ボナ夫人も三島が好きで、ベッドのそばに三島の写真を飾っているとか、どこかで読みました。

A そうらしいですね。やはり三島の壮烈な生き方。解釈はいろいろに分かれるでしょうが、僕はやはりエロス=芸術に殉じたんだと思います。そういうところにマンディアルグ夫妻は惹かれるんじゃないですか。三島の場合もそうでしたが、マンディアルグの場合も、実生活はまったく波立たずで、一種ブルジョワ的に暮らしていますが、生活が静かなだけに、精神の中では、その分、非常に鬱屈したものが爆発寸前までたまっているんじゃないかと思いますね。そこでマンディアルグも三島の爆発の方向に惹かれるんじゃないですか。

Q マンディアルグに言わせれば、バタイユは一生「図書館」で過ごした静かな男でしかなく、三島に及ばないと。

A ということは、マンディアルグのなかではやはり三島のように芸術と行動は一致するのが最高の状態だと考えているわけでしょう。バタイユはそこまで行かなかったからその点、一段下だと。

『黒い文学館』著:生田耕作より


黒い文学館 (中公文庫)黒い文学館 (中公文庫)
(2002/01)
生田 耕作

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黒い美術館―マンディアルグ短篇集黒い美術館―マンディアルグ短篇集
(1985/04)
マンディアルグ生田 耕作

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サド侯爵夫人 朱雀家の滅亡 (河出文庫)サド侯爵夫人 朱雀家の滅亡 (河出文庫)
(2005/12/03)
三島 由紀夫

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2008.02.14(00:17)|資料・記録コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
メルヘンの履歴書―時空を超える物語の系譜メルヘンの履歴書―時空を超える物語の系譜
(1997/07)
宮下 啓三

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狂気な作家のつくり方狂気な作家のつくり方
(2008/03/13)
平山夢明、吉野朔実 他

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猟奇作家・平山夢明と漫画家・吉野朔実が、怖い話、ヘンな話、幼いころの不思議な体験などを語り下ろす異色対談集。


3月13日発売予定とのことで楽しみです。

2008.02.13(21:28)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
大雪の日に転倒して出来た、右足の膝の痣は日が経つごとに色味を増していっている。青味が強く、仄かに朱が混じっていた初期と比べ、今は見事な紫色となり、色は濃くなった。
強い痛みを負ったことによって、わたしの足に生まれた内出血の痕。
その見事な色合いは、人の肌色と重なることで、より妖しい魅力を放っている。
"美"を持ち得ていないわたしであるけれど、今、このときだけは、この美しき色で彩られた膝を所有しているのだ。
ああ、なんだか嬉しいじゃないか。わたしが"美"を所有出来ているという事実は、わたしを幸福にしてくれる。
そしてこの幸福は、普段は覆い隠されているわたしの血液が齎してくれたものなのだ。
血液という潜在的な美の要素が想定外の衝撃によって表層に発現したのだということを、しかも外に垂れ流されることはなく、なんとも慎み深く現れたのだということを認識しておかなければいけない。
それは、この現象をさらに愛おしく感じさせてくれる要因となる。

「今、わたしは美を持ち得ているのです」。

2008.02.09(22:10)|思考文章コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
猟奇文学館〈1〉監禁淫楽 (ちくま文庫)猟奇文学館〈1〉監禁淫楽 (ちくま文庫)
(2000/11)
七北 数人

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猟奇文学館〈2〉人獣怪婚 (ちくま文庫)猟奇文学館〈2〉人獣怪婚 (ちくま文庫)
(2000/12)
七北 数人

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猟奇文学館〈3〉人肉嗜食 (ちくま文庫)猟奇文学館〈3〉人肉嗜食 (ちくま文庫)
(2001/01)
七北 数人

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2008.02.09(15:12)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
20080206224635.jpg


20080206224633.jpg


via Battle of the Sexless

バーディゾー burdizzo
精巣索(せいそうさく)を押しつぶす去勢用の道具
バーディゾーは、睾丸に血液を供給する血管を、素早く押しつぶし破壊する農業用具です。これを使用すると睾丸は縮んでいき、最終的には身体に吸収されます。バーディゾーを素早く閉めないと血管が腫れ問題が起こります。バーディゾーを使って去勢に成功した人は、大抵他人に閉めてもらっています。痛みが極めてひどいので、自分で行って成功した人は少ししかいません。
BME JAPAN-去勢-


2008.02.06(23:39)|画像コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
香水ブランド物語香水ブランド物語
(2007/06)
平田 幸子

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2008.02.06(22:02)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
ナイフ投げ師ナイフ投げ師
(2008/01)
スティーヴン・ミルハウザー

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日本の人形劇―1867-2007日本の人形劇―1867-2007
(2007/12)
加藤 暁子

商品詳細を見る

「人形」とは何か。それを「動きを与えられることによって生命感をあらわすモノやカタチ」としてとらえ、パリ万博で日本の芸人が華麗な「蝶の舞」を見せてから今日まで、140年間にわたる日本の人形劇と人形演劇運動の歴史を跡づける。西洋人形芝居の初来日やドイツ人捕虜収容所の人形劇、大政翼賛会の人形劇から「ひょうたん島」や「いっこく堂」まで、人形劇を通して語る日本の近現代史でもある。


2008.02.04(21:21)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
wmura.jpg


サイト:Will Murai

チョコレイトのように溶けていく身体が美味しそう。眺めているとビターチョコレイトとホワイトチョコレイトの味が口の中に広がっていきます。
2008.02.03(13:20)|アートコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
『井桁裕子展覧会 球体関節人形作家、井桁裕子の作品が孕む「肉体の危機」』
Text:樋口ヒロユキ
http://www.log-osaka.jp/article/index.html?aid=309&p=3

多くの人形作家たちは「その人ならではの理想の身体」を日々作り続けている。つまり球体関節人形とは、いっけん人の形をしていながら、その実、生身の肉体とはまったく切り離された「想像的な身体」なのである。つまり人形とは内面的で理想的な自己像を描き出すメディアであり、見る者はその自己像を共有して、ナルシスティックな世界に溺れているというわけである。
 既に見たとおり、井桁の人形はまったくこれと逆の特徴を持っている。想像上の理想の身体から出発する多くの人形とは逆に、彼女の人形は具体的な現実の顔、生身の肉体から出発する。彼女はモデルの顔だちを克明に写しとり、モデルがガン患者ならガン細胞すら作り込んでしまう。また、彼女はセルフポートレイトの場合ですら、いっさいのナルシシズムを差し挟むことなく作り上げてしまった。彼女の創り出す人形は、モデルの生身の肉体に対する、厳格な批評行為なのである。


読む前には、舞踏と球体関節人形では全く関連性がないのではと思えたけれど、なるほど、「肉体」への探求という視点から見れば両者はとても近いのだなあ。
特に井桁裕子さんに限れば「美」を通すことなく「肉体」を見つめている人形作家であるからして、より舞踏との関係は深くなっていく。土方巽の舞踏表現と井桁裕子の人形表現。「肉体」という、「精神」とともにまたはそれ以上に自己のアイデンティティに大きな影響を与える存在についての認識をもう一度確認させられました。大変面白い記事です。

公式サイト:人形作家 井桁裕子 球体関節人形 Web写真集
2008.02.01(22:27)|アートコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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