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【 MONT★SUCHT主催サロンイベント 『Rosengarten Ⅰ』 】
場所: 渋谷ギャラリーLE DECO 1F 日時: 2010年2月19日(金)・20日(土) 15:00~22:00
料金: 前売¥1,800+1drink 当日¥2,000+1drink 2日間通し¥3,000
当日のみ、薔薇モチーフを身に付けた方は¥200off となります。

気鋭の表現集団MONT★SUCHTがお贈りする16世紀の錬金術の書『哲学者の薔薇園』をモチーフにしたサロンイベントです。錬金術の死と再生、黒化→白化→赤化の過程を辿る如く、会場内はモノクロームの荒廃した風景に真紅の薔薇が咲き乱れます。馥郁たる薔薇の香りの中で行われる、神秘的なパフォーマンスやライブ。変容する時を表すインスタレーションの中で、ご来場の方々にもまた、その時を共有して頂きたく思います。
会場は、15時から19時までは映像上映やタロットブースを設け、お茶を飲みながら寛いで頂けます。19時より一旦会場入替・再入場頂き、パフォーマンスタイムとなります。


【出演者・出展者】
  • ライブ・パフォーマンス 
    宮西計三+薔薇絵 /大島朋恵 /永井幽蘭 /城所康仁 /*microscope* /アイルビユアミラ etc
  • パフォーマンスファッションショー
    MONT★SUCHT×massaging capsule
  • 映像
    寺嶋真里
  • 写真
    GrowHair
  • DJ
    Psyren
  • タロット占い(20日)
    柴田景子

サイト: MONT★SUCHT【モントザハト/MONT SUCHT公式サイト】
2010.01.31(23:02)|イベントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
奇界遺産奇界遺産
(2010/01/20)
佐藤 健寿

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フォトグラファー、佐藤健寿が過去五年に渡って世界を股にかけ、撮影・取材した世界の奇妙な人・物・場所。中国の洞窟村から、東南アジアの新興宗教、アメリカのUFO基地・エリア51、ギリシアのオーパーツ、
南米ボリビアの忍者学、太平洋の呪われた遺跡、チベットのイエティ、インドのサイババ、あるいは何故か中国・三国志の子孫まで。訪問国40を超える、壮絶な現地取材を敢行。世界の奇妙なモノをただひたすら撮影、集成した強烈な写真集。なおアートディレクションには古平正義、イラストには漫☆画太郎が参加。

以下本書まえがきより
<芸術>と<オカルト>、一言でまとめると<余計なこと>には、実は人間を人間たらしめてきた謎が、もしかしたら隠されているかもしれないのだ。確かに現代においても、人間だけがUFOやUMAを見るし、変な建築物やオブジェを作るし、見えないものを見えるといい、そこにないものを信じてみたりする。しかしこの事実をラスコーの逸話に例えるならば、これは、人類最大の無駄どころか、むしろ人類に与えられた最高の天賦である可能性すらある。つまり<余計なこと>、それは人間が人間であるために、絶対的に<必要なこと>だったかもしれないのである。以上の試論を踏まえた上で、私は「現代のラスコー」を探すべく、旅にでた。世界各地を歩き、この<奇妙な想像力>が生み出した<余計なこと>を、ひたすら探し求めたのである……


2010.01.30(22:36)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
森馨人形を目の前にして欲望することを止められるものだろうか――

去年のヴァニラ画廊で催された『森馨人形展』では人形作家・森馨の手により創り出された何体もの少女(と少年)人形を拝見することが出来た。遅くなってしまったが、そのときの感想を記しておこうと思う。

レースのコルセットを身に着け微笑んでいる人形、薔薇に貫かれて肢体から血を流している人形、四肢を喪失しながらも微笑んでいる人形、裸身を露に処か遠い眼差しを湛えている人形、髪の色も瞳の色も、表情も容姿も様々な人形が並んでいるが、その美貌は共通している。巴旦杏の形をした眸、鼻梁のすっきりと通った小さな鼻、肉厚な花弁のようにぽってりとした唇、卵型の輪郭……。そして特徴的なのは、この人形たちには皆はっきりと形作られた性器が拵えられている。森馨人形は美しい。美しく、象牙のように滑らかなエロスの結晶だ。

一体の人形を前にする。控えめながら形の良い乳房はばら色に彩られて、この乳房から滴る乳は薔薇の香りがするのではないだろうかと思う。人形の両の足の間は小さく隆起していて、甘い蜜が溢れる蘭の花のような、琥珀のなかに潜むエロティシズムにも似た、蠱惑的で侵しがたい禁忌に誘われる。人形の硬い肢体の内には仄かに灯る襖火が、冷たい身体を内側から熔かしていくような熱さが在るかのような錯覚をする。それは鏡と同じ作用を齎していて、つまりはわたしの内が熱く火照っているのだ。

映像作品も展示されており、ヘッドホンをあて機器を覗くと様々なシチュエーションで撮影された人形たちの写真が音楽とともに映し出されていった。眺めているうちに、一枚一枚の写真は自分が殺してしまった少女たちなのかもしれないと、恐ろしく甘美な妄想がわたしを支配していく。わたしはその妄想を肯定してみる。

少女(少年も含み)たちは紛うことなくファム・ファタルであり、エロティックな夢想に誘いながらもけっして触れ合い交じり合うことの出来ない聖処女だ。もし少女らが生身であったならば、少女の愛を得られないことに耐え切れず、もしくは少女を自分だけのものにするのだという抗い難い衝動に追い立てられて、いや、または、幾多の理由の中で、少女を殺めしまうだろう。少女は殺められてしまうだろう。あくまでも彼女たちの瞳の奥は空無であり、視線を、欲望を、そのままに受け容れてしまう存在だ。そのように深き瞳に己の姿が映されていることを認識してしまえば、少しばかりの狂気を心に宿すのは当然とも云えよう。

しかし、“もし少女らが生身であったならば”と書いたこの言葉は、あまりに多くの矛盾を孕む。なぜなら人形でなければ上記の魅力を持ち得ることは不可能だからだ。欲望を遂げるためには生を得なければならない、けれども人形でなくては欲望することはない。人形愛のパラドックスに陥りながら、森馨さんの人形は美しいと、ただその真実のみを心に刻み、ゆっくりと会場を後にしたそんな日であった。


眠れぬ森の処女(おとめ)たち (TH ART Series)眠れぬ森の処女(おとめ)たち (TH ART Series)
(2009/12/11)
森馨

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2010.01.29(01:02)|展覧会感想コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 児嶋都展「いちご心臓」 】
場所: ヴァニラ画廊 期間: 2月15日(月)~2月27日(土)

ブログ: 児嶋都☆極道メルヘン

児嶋都さんの描く眼球は、艶やかで透明感があって……、目玉嗜好癖を患うわたしの心を満たしてくれます。心臓という生命の象徴にも見做される臓器が、苺のように愛らしい果物に、けれどもグロテスクさを帯びて、描かれているのも素敵ですね。
2010.01.26(22:02)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 金子國義展 -悪徳の栄え- 】
場所: Bunkamura Gallery 期間: 2010年2月3日(水)~2月14日(日)

妖しくも聖なる、背徳のエロティシズム――
1960年代高度経済成長期の真只中、あらゆる営みに強制的に変化が求められた時代に、金子國義は独自の美学を形成し成熟させ、センセーショナルな衝撃と共に美術界に現れました。その表現は、時に激しい衝動を覚える程のエロスでありながら、耽美で神聖なものにさえ感じられます。
当時、金子國義は三島由紀夫、澁澤龍彦、唐十郎、四谷シモンといった作家達と親睦を深めていました。彼らは前衛的(アヴァンギャルド)と表現され、現代に於いてもなお刺激的な作品を数多く生み出しています。金子はそういった交友関係の中で自らの表現を模索し、サドやバタイユなどのエロティシズム文学や聖書に深く影響を受け、文学と絵画を結び付け独自の美を探求しその表現を確立させます。
内に秘めた欲望の解放、その果てに立ち現れる美を追求し、絵画に留まらず写真や陶芸、装丁など様々な作品を生み出しています。聖と邪が危ういバランスで一つの作品へと昇華され、決して猥雑なだけでなく常に洗練された美しさを放ち、観る者を幻想と異端の世界へと導きます。
Bunkamura Galleryにて5回目となる本展では、文学史上最大の問題作にしてエロティシズムの極北、マルキ・ド・サド著「悪徳の栄え」をインスピレーションの源泉とした、待望の新作油彩・版画作品を中心に展覧販売します。誰の内にも秘められている不条理と背徳、それを見つめ続け到達した圧倒的な美を是非ご覧下さい。


2月6日(土)15:00~はゲストに作家の津原泰水氏を迎えてのトークショー。金子國義の世界を稀代の幻視者である津原泰水がどのように語るのか、大変気になるところです。
2010.01.26(21:13)|展覧会メモコメント(3)トラックバック(0)TOP↑
綺想礼讃綺想礼讃
(2010/01/22)
松山 俊太郎

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via ヴリル協會

澁澤龍彦、稲垣足穂、小栗虫太郎、谷崎潤一郎、宮沢賢治、江戸川乱歩、三島由紀夫ほか、伝説の博学が偏愛の作家について語る。精密にして破格な論考40数編をついに集大成。栞執筆-種村季弘、安藤礼二、堀切直人、吉村明彦。



TH no.41 トラウマティック・エロティクス (トーキングヘッズ叢書 第 41)TH no.41 トラウマティック・エロティクス (トーキングヘッズ叢書 第 41)
(2010/01/29)
アトリエサード

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トラウマは、すべての創造力の原動力である!アートからサブカル、マンガ家・早見純や大越孝太郎の対談などまで、トラウマが生むインスピレーションの数々を探る。


2010.01.25(23:02)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
京都魔界地図京都魔界地図
(2009/10/22)
綾辻 行人京都魔界倶楽部

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桓武天皇によって造営された平安京は、怨霊と戦い続けた都であった。権力をめぐる骨肉の争い、繰り返された謀反と策略、そして非業の死を遂げた者たちの、後世まで続く恐怖の呪念――。長きにわたり権力闘争の舞台となっていた京都は、人々の怨嗟と憎念という闇を一心に引き受けながら、千二百年の歴史を紡いできた。京都の地に立ち並ぶ数えきれないほどの神社仏閣には、敗者への鎮魂の祈りと、陰惨なうつし世を生きる人々の、絶え間ない願いと信仰がささげられてきたのである。本書では、京都の各地に残る魔力封じの仕掛けやパワースポット、まち全体にみられる風水による都市づくりの形跡などを、そのいわれとともに紹介する。歴史の舞台裏を知る読み物として、観光のガイドとしても活用していただける。綾辻行人氏による、謎のまちを舞台とした書下ろしの短篇奇談「深泥丘三地蔵」を収録。



魔界と妖界の日本史魔界と妖界の日本史
(2009/03)
上島 敏昭

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『日本書紀』『古事記』の世界から明治初期までの正史では語られてない事件や人物――「源頼政のヌエ退治」「土佐に伝わる河童の祟り」「明治天皇が行った怨霊鎮め」等々、大衆に伝承された怨霊や祟りの物語100篇。絵・写真多数


2010.01.25(22:46)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 バーバラ村田朋未 身体激情~Physical Passion Theatre~ 『よるべない女たち』 】
劇場: シアターX(カイ)
公演日程: 2010年
2月10日(水)19:30開場 20:00開演
2月11日(木・祝)13:30開場 14:00開演/17:30開場 18:00開演
料金: 前売2,500円 当日3,000円 全席自由席(入場整理番号付き)

舞台作品では女性の情念を剥き出した村田朋未、ストリートではガーリーでちょっと妖しいバーバラ村田、フィールドに応じて名前を使い分けながらも、一貫して「女」を様々に表現してきた彼女が、「バーバラ村田朋未」として発表した『よるべない女たち』は、彼女の集大成とも言える作品です。2008年5月に初演となった本作品で、マイム、ダンス、演劇、人形劇を組み合わせながら、台詞を使うことなく、たった一人で様々な女性の生を演じ、パントマイム界を揺さぶる作品となりました。時にひたむきな愛憎を抱え、時に少女のように美に耽り、時に獰猛な本能を露わにした、女性のあらゆる情緒と生身の素顔を、まぼろしの人、自らの生き写した仮面と共に、巧みに表現します。「不安」「幸福」「欲望」「恍惚」これらの情念がうずまく愛を描くこの舞台は、孤独な女性が豊かに輝く物語です。
新たにピアノ、Saxophoneの生演奏との共演など、さらなる磨きをかけた今回の舞台は、この先行きの不安なよるべない世の中を生きる私達にとって、必見の舞台となるはずです。バーバラ村田朋未の激情をお見逃しなく!


公演情報サイト: ACC最新情報 バーバラ村田朋未『よるべない女たち』身体激情
バーバラ村田朋未公式サイト: ムラタ制作所
2010.01.23(23:42)|舞台コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
数えずの井戸数えずの井戸
(2010/01/25)
京極 夏彦

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怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す人気シリーズ、三作目は「皿屋敷」。暗く冷たい井戸の縁で、菊は何を見たのか。



マンガ・エロティクス・エフ vol.61マンガ・エロティクス・エフ vol.61
(2010/01/06)
山本直樹中村明日美子

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2010年もますます活躍の幅を広げる、中村明日美子の世界を徹底特集!
特集「中村明日美子ワンダーランド」
永久保存版!厳選カラーイラストコレクション
鈴木志保×中村明日美子対談 ”ASUMIKO meets SHIHO”
明日美子キャラクター紹介&マトリックス
コミックエッセイ「10月はぼちぼちよく買いよく描きアレでした日記」
...and more!

2010.01.21(20:40)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 バイロス蔵書票展「世紀末の甘美な夢」 】
場所: ヴァニラ画廊 期間: 2月5日(月)~2月13日(土)

「薔薇の画家」とも異称され、甘美で洗練されたエロティックな幻想世界を描いた世紀末芸術を象徴する画家、フランツ・フォン・バイロス(1866-1924)。彼は有名小説の挿絵や創作画集で知られると同時に、ウィーン内外の好事家たちの依頼により蔵書票も数多く制作していました。秘密の花園でくりひろげられる淑女たちの淫靡な悪戯を覗き見するかのような背徳的ムードを持つ彼の作品は、蔵書票という極めて個人的な制約の下でつくられる時、その魅力を最大限に発揮することでしょう。観る人を匂いたつような官能的幻想へと誘うバイロスの蔵書票。その蔵書票をここまで多く、さらに一堂に集めた展示は、おそらく日本初ともいえるのではないでしょうか。紙上の宝石ともいうべく精緻で美しいバイロスの作品の数々を、是非ご覧下さい。


*2月6日(土)17:00~は日本書票協会会長・内田市五郎氏 特別トークイベント。入場料1,000円(1ドリンク付)
2010.01.20(23:07)|展覧会メモコメント(4)トラックバック(0)TOP↑
1月16日の土曜から日曜日と大阪一泊旅行へ行ってきました。お昼過ぎくらいに新幹線で新大阪駅に到着、大阪駅直結のホテルにチェックインして荷物置いた後に近くの喫茶店でお茶。そして『エロス&タナトス CAVE collection』が催される乙画廊へと向かいました。

乙画廊では、澁澤龍彦の生原稿とサイン本、中井英夫、生田耕作のサイン本、金子國義のサイン本に油彩作品、アルフォンス井上銅版画、山本六三銅版画、レオノール・フィニ版画、こだま美瑠兎鉛筆画、谷敦志写真作品、などなど豪華で充実した展示品群に酔いしれました。こだま美瑠兎さんの大きな作品を直にみるのは初めてだったので、モニタ越しでは感じ取れない、鉛筆による微細な濃淡表現や繊細なタッチを堪能しました。

それから、アルフォンス井上さんの『マリオネット』と題された銅版画に心を打ち抜かれて購入。お給料日までは節約生活になりますが、届くのが楽しみです。

この日はレセプションパーティもあり会場は人と熱気に溢れていました。CAVEさん、こだま美瑠兎さん、海月さん、hugoさんとお会いしてビールを飲みつつ歓談。CAVEさん、こだま美瑠兎さんとは実際にお会いするのは初めてだったのでお話しすることが出来て嬉しかったです。海月さんからは、重複して持っているからと、きのこのムックを頂きました。きのこ好きなのです。

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ふふふ、嬉しい!


それから、Rose de Reficul et Guigglesのお二人、谷敦志さん、SAWSINさんにご挨拶をしてしまいました。SAWSINさんからは作品のポストカードを頂きました。有難うございます。

パーティ後は、近くの居酒屋さんでの二次会に参加。そこでliliputさん、Nos.さんと合流。Nos.さんとも初めてお会いしたのですが、酔っていたので失礼なことを言っていないかと心配です。二次会では終始酔いが廻ってテンション上がりながら喋っていたので思い返して赤面したりも……。しかし、皆様からいろいろと貴重なお話しを聞くことが出来て興奮しつつ楽しい時間を過ごしました。

2日目は海月さんに車で送っていただき、兵庫県立美術館で開催されている山本六三展をみてきました。はぁ……素晴らしかったです。Bunkamura Galleryで開催された山本六三展も充実していましたが、今回はそれ以上の重厚さで圧倒的な作品量に感動しました。心底観ることが出来て良かったと思えた展示でした。

その後、珈琲舎・書肆 アラビクにも連れて行って下さり、中井英夫『虚無への供物』な気分で珈琲を頂きました。ちょうど朝日久美子さんの豆本展が開催されていて素敵な豆本を拝見することができました。山尾悠子の豆本が非常に欲しかったのですが非売品なので諦め、次に小栗虫太郎『黒死館殺人事件』の豆本も欲しいと思ったのですが既に予約済とのこと。全て完売されてしまったそうです。豆本の魅力に気づかされたひとときでした。

帰る前にはliliputさんに連れて行ってもらい二人で観覧車へ乗りました。乗ったものの二人とも高所恐怖症気味で、「怖い怖い」と下界の光景に戦きながら、ミステリツアーと廃墟ツアーに行きたいと語り合ったりしました。ぜひ実現したいです。

二日間、とても楽しかったので大阪を立つのが名残惜しかったです。お世話になった皆様、本当に有難うございました!
2010.01.19(23:54)|日常コメント(6)トラックバック(0)TOP↑
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【 夜想モンスター&フリークス展 2
   清水真理・人形展「片足のマリア~Strange Angels Garden~」 】
場所: parabolica bis[パラボリカ・ビス] 期間: 2010年2月11日(木・祝)~3月8日(月)

見世物小屋の扉はあいている。テントで待っているフリークスたちは、人ならぬゆえに呪力と魅力を持っている。そのポジティブな明るさと力が、身体に新たな種を植えるだろう。そう、あなたの扉もあいている。見世物小屋の奥にある秘密のゲートを抜ければ。 30体の新作フリークス人形をもって新たな境地を問う清水真理の未来見参。


*スペシャルイベント開催中の展示室は展示をご覧頂けませんのでご注意ください。

【スペシャルイベント】
  • 2010年2月18日[木]Kyoko Inugami Talk Show & Mini Live
    犬神凶子(犬神サーカス団)トーク&ミニライブ「サーカスの人魚」
    ▶\2000 ▶open/19:00 start/19:30

  • 2010年2月20日[土]film: Dark Marchen Show!! by Mari Terashima
    寺嶋真里「アリスが落ちた穴の中 Dark Marchen Show!!」
    寺嶋真里×清水真理トークショー+上映
    (企画/愛知芸術文化センター)
    ▶\2000 ▶open/19:00 start/19:30

  • 2010年2月27日[土]performance:Dark Marchen Show!!
    Rose de Reficul et Guiggles「Dark Marchen Show!!」
    パフォーマンス
    ▶\2500 ▶open/19:00 start/19:30

  • 2010年2月28日[日]film: Dark Marchen Show!! by Mari Terashima
    寺嶋真里「アリスが落ちた穴の中 Dark Marchen Show!!」
    ゲスト:中村趫
    寺嶋真里×中村趫 トークショー+上映
    (企画/愛知芸術文化センター)
    ▶\2000 ▶open/19:00 start/19:30


清水真理公式サイト: ストロベリィ・フィールズ
寺嶋真里監督映画: アリスが落ちた穴の中
2010.01.16(00:26)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
わたしは、紆余曲折(それはそれは大変な紆余曲折であった)を経て、眼球のみとなって地面に転がっていた。砂埃に塗れて途方にくれていたところ、ちょうど心優しい少年少女(この少年少女は瓜二つであったので一卵性双生児に違いない(世にも珍しい男女の一卵性双生児!!))が通りがかり、足元に転がっている眼球(わたし)に気がつくと、少女の方は憐れみに目を潤ませて、少年の方は好奇心に目を光らせて、そっとハンカチでわたし(眼球)を包んで彼等の家へと持ち帰ってくれたのだ。家に着くと、少年はジャムが入っているガラスの瓶からジャムを掻きだし、替わりにホルマリン溶液(よく用意されていたものだ)で瓶のなかを満たした。そうして、わたし(右眼球)はそこにポチャンっと落とされたのである。

わたし(右眼球)は当初二個(左右両眼球)であったのだが、一個(左眼球)がハンカチのなかで潰れてしまったので一個(2-1)となっていた。ホルマリン液に浸かってぷかぷかと浮かんでみると、全ての重力から解放された状態はあまりに気持ちがよく、この前まで右目に砂が入っては痛くてしくしく泣いていたことが嘘のように思えてきた。今では砂なぞ全部洗い流されて煩わしいことなど何もありはしないのだと、嬉しくなって瓶の中をくるくると廻った。

それから暫くの時が過ぎて、少年少女(言い忘れていたが二人は結合性双生児であった(なんて珍しい一卵性双生児の結合性双生児!!))は右眼球(わたし)の瓶を抱えて汽車に乗った。窓際に瓶は置かれ、わたし(右眼球)は窓からの流れ行く光景を眺めて楽しんでいた。双生児(少年少女)が座っている椅子の向かい側に、着物をきた艶かしい美女が座ってきた。わたし(右眼球)に興味を抱いたようで、指で瓶を示しながら二人(少年少女)になにやら熱心に話しかけている。少年少女(双生児(結合性一卵性双生児))は瓶を持ち上げるとおもむろに蓋を外し、右眼球(わたし)を取り出した。ふいに訪れた久方ぶりに圧し掛かる重力に動揺していると、女は口角をきゅっと吊り上げて微笑み、白魚のような指でわたしを摘み上げ、赤い舌を伸ばしてわたしをペロリっと舐めた。擽ったさと交じり合った奇妙な快感に襲われて、右眼球(わたし)はまるで酔ったかのように朦朧と女を見つめていたが、女は飴玉でも舐めるようにわたしを口に放り込んで、ころころと舌で転がしてから、ごくんっと飲み込んだ。

そうしていま、わたしは女のなかで消化液に浸りながら溶けているところである。ドロドロと蕩けて……ああ、なんとも好い心地だ……。
2010.01.14(21:42)|思考文章コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
明智小五郎読本明智小五郎読本
(2009/09)
住田 忠久

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ファン待望、究極の明智本。明智役で有名な天知茂の小伝や、貴重な写真も収録。舞台、映画、テレビ、ラジオなど、あらゆる明智登場作品の詳細な記録データも満載。



ボードレール伝ボードレール伝
(2002/12)
アンリ トロワイヤ

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『悪の華』は、美なるものを希求しながら醜なるものにおもねり、善を成そうと願いながら悪に譲歩し、自己を嫌悪しつつも称賛し、自らにこだわって世界に組み込まれることを拒否している、病んだ男の息を絶え絶えの一代記なのである。


2010.01.11(21:42)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 弐千拾年 奇彩展 】
場所: 銀座 Gallery nike 期間: 2010年1月18日(月)~1月30日

【出展作家】
小川香織 /多賀新 /成田朱希 /馬場京子 /広田稔 (敬称略)

2010.01.10(18:34)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 谷敦志 写真展 】
場所: YASUDA ART LINK 期間: 1月12日(火)~1月24日(日)*月曜休館

去る12/25までYASUDA ART LINK内ギャラリー“Window”にて開催されていたグループ企画展「あのこ(ろ)のおもいで」でも大好評を博した谷敦志。その美しく、エロティックかつ神秘的な独自の表現力、世界観に酔いしれた方も多いはず。その谷敦志が、満を持して個展を開催いたします。どうぞお見逃しなく!

via ギャラリーCAVE
2010.01.10(18:22)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑

病だけに話を限ってみても、前述の『神州纐纈城』(現実には存在しない急性の「奔馬性癩」なるものが扱われている)のほか、フランスのヴィリエ・ド・リラダンの『残酷物語』のなかに、「古代癩」なるもの(これも現実には存在しない)の出てくる短篇があるし、マルセル・シュオッブの『黄金仮面の王』には、やはり怖ろしい業病に悩む盲目の王が登場する。
中世の聖女にとって、癩病人の傷口が美しい薔薇の花に見えたように、想像力の倒錯したデカダン文学者の目にも、やはり病気による肉の腐敗、血、膿などが、世にも美しい宝石のように映じたのであろう。腐敗は一種の豪奢に通じるのである。精神の腐敗も肉の腐敗も、その意味では何ら変らないのである。

澁澤龍彦-橘外男『青白き裸女群像・他』解説-


2010.01.08(23:05)|資料・記録コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 子羊舎イベント ”主なき庭 ~遺物たちの囁き~” 】
場所: 東京西荻窪 三人灯 期間: 2010年2月27日~2月28日

子羊舎の処女作「百奇箪笥」の奇妙な主の庭…。主はいったい何世紀を渡り歩いているのでしょうか。どこへ行っているのやら、どこの時代にいるのやら。困ったものです。100年近く帰ってこない、そんなことはしょっちゅうです。本当は主のいる庭なんです…。先日、もう世代交代した園丁に手紙が届きました。そろそろ戻って来るのでしょうか?主が戻る前に、主なき荒れ果てた庭に取り残された鉱物や遺物たちの囁きをこっそり聞きに来ませんか?意外と庭はやかましいのです。静物は静とは限りません。


以前に義眼を購入させて頂いたこともある子羊舎さん主催の鉱物をメインとしたイベントが開催されます。2月27日に桑原弘明氏、28日に建石修志氏のトークショーが行われるほか山本じん氏の作品展示もあるとのことで、指先から美しき幻想世界を作り出す現代の錬金術師の皆様に幻惑されに行きたく思います。

*トークショーは前払有料、ご予約要とのことなので、詳細は[子羊舎 肉桂色の店]でお確かめ下さい。

その他、子羊舎ならではの驚異の展示やアンティーク、出版部より写真家松浦文生氏撮影の鉱物画像満載のイベント同タイトル書籍、NEW ATLANTISのアクセ、紅綴堂Meets大野露井の書籍etc…そして母岩さんの選りすぐりの鉱物たち


想像するだけで胸高鳴りますね。鉱物の世界に浸れる日が待ち遠しいです。

サイト: 子羊舎
2010.01.06(22:37)|イベントコメント(3)トラックバック(0)TOP↑
珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)
(2009/12/09)
都築 響一

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骸骨寺で骨の匂いを嗅ぎ、中世の監獄で使用された拷問道具におののく。皇帝が溺愛した瓶詰めの奇形児にデカダンスの極みを、アマチュア剥製師の怪作に情熱の深さを垣間見る。あけっぴろげなセックス・ミュージアムに呆れ、アウトサイダーアートのアトリエでそのエネルギーと毒気に圧倒される…取材10年、ヨーロッパ的なるものを求め、珍名所99箇所を踏破した巡礼の記録。



幻想博物館 新装版 (講談社文庫 な 3-9 とらんぷ譚 1)幻想博物館 新装版 (講談社文庫 な 3-9 とらんぷ譚 1)
(2009/12/15)
中井 英夫

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日常的な人間世界を超え、あるいは離脱して、幻視者たちが存在する。彼らが視るものは反地上的な夢、濃密な幻想である。それを蒐集して構築される幻想博物館の妖美さ。著者が熱愛する短篇形式への供物として捧げた十三の幻想譚は、手作りトランプのように装飾にみち色鮮やかに語られる


『珍世界紀行』は2004年に発売の単行本が文庫化されたもの。単行本は6,090円というお値段のために購入を見送っていたので文庫化は有難いです。
中井英夫『幻想博物館』は新装版が発売。『とらんぷ譚』は創元ライブラリ版を持っているのですが、大好きな作品であることと建石修志さんの表紙絵が素晴らしかったので購入しました。
2010.01.05(23:16)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
明けましておめでとうございます。2010年となっても相変わらず、腫れぼったい眼に苔生したかのように鈍く機能する骨、粘菌が侵食してそのうち皮膚を突き破りキノコが生えてくるのではないかと危惧する程に働かない脳味噌、の持ち主ではありますが本年も何卒よろしくお願い致します。
2010.01.03(23:43)|日常コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

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Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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