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【 カオの形・貌展 】
場所: 銀座 Gallery nike 期間: 2010年4月10日(土)~23日(金)*4月11日 18日 日曜休廊

【出展作家】
イヂチアキコ /寒河江 智果 /成田朱希 /野川 徹(Toru Nogawa) /水越麻子 (敬称略)
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2010.03.31(23:27)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑




技師によって色の塗り方や作り方に微妙な差があるのが興味深いです。
2010.03.31(23:17)|動画コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
朝、いつものように満員電車に押し込まれ吊革を手綱のごとく握り締めながら揺れと睡魔との格闘を繰り広げていたのだが、羨ましく見やった目の前の座席にはっとするほど美しい人が座っていることに気がつくと、眠気は一瞬で消滅した。少し俯いているその人の口はきりりと一文字に結ばれていて、だらしくなく口を半開きにしながら鮒のように呼吸を繰り返しているわたしとは大違いだ。ほんの少しでも口を開いてくれないだろうかと、じっと口元をみつめてみた。なぜなら、どんなに美しい人でも口を開ければ(殆どの人には)舌があって、舌とはつくづくグロテスクな形状だと常々思っている者からすると、暗い口腔のなかで蠢動する湿った薄桃色の肉塊を垣間見れるということは、美しい禁忌を窃視してしまったゆえの背徳の快楽を味わえるということに他ならないからである。


わたしはその人が最後まで口を閉じていたことになぜだかほっとして電車を降りた。
2010.03.31(22:48)|思考文章コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
幻色のぞき窓幻色のぞき窓
(2010/04/30)
山本タカト

商品詳細を見る

耽美絵師・山本タカトが覗く、妖しくも艶かしい鎌倉絵巻
居住地・鎌倉に漂う幻妖な磁力は、絵師の瞳にどのように映り、その筆を動かすのか。圧倒的な緻密さを誇る官能的な美少年・美少女作品と、ウェブ連載で書きためたエッセイを手がかりに、幻惑作品の源泉に迫る、初のエッセイ集。



私の中のアリスの世界 (人生のエッセイ)私の中のアリスの世界 (人生のエッセイ)
(2010/03)
森 茉莉

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“永遠のアリス”森茉莉の星屑の様な生の欠片を集めた、エッセイのジュエリー・ボックス。全集未収録作品も多数収録!読めばあなたも不思議の国へ。



劇画家畜人ヤプー【復刻版】劇画家畜人ヤプー【復刻版】
(2010/03/17)
石ノ森 章太郎沼 正三

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1971年に「都市出版社」、1983年に改訂を加えて「辰巳出版」から刊行された『劇画家畜人ヤプー』を復刻。三島由紀夫、澁澤龍彦らが絶賛した戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』を石ノ森章太郎がコミック化。復刻に際し、丸尾末広(漫画家)による解説文を収録。


web連載の[山本タカト 幻色のぞき窓]が書籍化発売されると知りテンション上がっています。
2010.03.30(21:32)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 オルタナティブ・ゴシック展 】
場所: ヴァニラ画廊 期間: 2010年4月12日~4月24日

無意識の淵に横たわる暗黒ーそれはまるで月の裏側のように、我々の中に確かに存在している。闇への憧憬、それは誰しもが持つ一種の狂気的思考だ。それは静かな夜を煌々と照らす月の裏側のように、決して表出することなく我々の背後でほくそ笑む。中世のヨーロッパに端を発した芸術様式「ゴシック」はいつのまにか広義の怪奇幻想的アート全般を指す概念へと進化を遂げ、その過程において密やかに、しかし確実に世界を侵食してきた。その複雑化した思考はいまやあらゆるものへ入り込んでいるばかりか、その体内で増殖を繰り返し、新たなイメージを胚胎させ続けている。とはいえ、このような流動的展開は気付けば普遍概念と寄り添いはじめ、本質との離隔を促すことはいうまでもない。本展はそのような現在巷に溢れるゴシック的ゴシックへの懐疑を呈するとともに、従来の頽廃趣味だけに留まらないアナーキーかつダークな、反保守的思潮を集合させるものだ。いうなれば「ゴシック」の中に存在するフリークス。これらの逸脱した世界でのリアリティは、痛々しいまでに純粋であることは間違いあるまい。


【出展作家】
安蘭 /河上ヨシタカ /キジメッカ /児嶋都 /作場知生 /たま /所伸一 /鳥居椿 /林美登利 /MAHO.S.S /宮西計三 /室井亜砂二 (五十音順)
2010.03.28(23:47)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
[ 骨格標本の作り方 ]

わかりやすく実用的に過程が説明されているので、いざ作るときには参照したいと思います。
2010.03.28(22:26)|ウェブコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
澁澤龍彦ドラコニア・ワールド (集英社新書ヴィジュアル版)澁澤龍彦ドラコニア・ワールド (集英社新書ヴィジュアル版)
(2010/03)
澁澤 龍彦沢渡 朔

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フランス文学者、作家、エッセイストとして、文化のさまざまな局面に力強いくさびを打ち込み、圧倒的な支持を受けた澁澤龍彦は、没後もなお光彩を放ち、人びとを惹きつけてやまない。そして自ら「ドラコニア」と名づけた「龍彦の領土」には、澁澤龍彦の少年のような無垢な心を感じさせるオブジェが、今も息づいている。本書は、それらのオブジェを、写真家・沢渡朔があるがままにとらえた写真と、澁澤龍彦自身の文章で構成した、ドラコニア・ワールドのオブジェ編であり、サド、エロチシズムと並ぶ澁澤龍彦の主要なテーマ「オブジェ」を具体的に浮かび上がらせたものである。



医学と芸術:生命と愛の未来を探る―ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト医学と芸術:生命と愛の未来を探る―ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト
(2009/12)
森美術館

商品詳細を見る

医学と芸術、科学と美を総合的なヴィジョンの中で捉え、人間の生と死、愛の意味を問い直す。2009年11月~2010年2月開催の同名展覧会の図録および論考を収録。


『澁澤龍彦ドラコニア・ワールド』はヴリル協會で発売を知り購入。『医学と芸術』は、森美術館で同展示を観た際に購入しようとしたところ品切れだったので予約注文しておいたもの。本日無事届きました。
2010.03.24(22:59)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 LES LIBERTINS(リベルタン) 】
場所: club axxcis 日時: 2010年3月27日(土)12:00~17:30
料金: door 3,500円(1drink)/dress code 3,000円(1drink)

LES LIBERTINS(リベルタン)は、ブックサロン「オメガ」がオーガナイズするクラブイベントです。アンダーグラウンドシーンを牽引する豪華なキャストと、ドラスティックな演出が特徴です。第二回にあたる今回は、イラストレーターとしてのみならず、舞台芸術でも定評を得た「宇野亜喜良」さんが構成・美術を担当する舞台「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」のプレビュー試演が決まりました。併せて「宇野亜喜良×金守珍」による対談も行います。一日限りの貴重なパフォーマンスにお立ち会いください。


公式サイト: LES LIBERTINS(リベルタン)
2010.03.24(22:37)|イベントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
去年、ブログ[黒き血の宴]の海月さまがキュレーターを務められて好評を博した『黒き血の宴~モノクローム絵画展~』ですが、今年もまた『黒き血の宴~幻想耽美展~』と銘打った展覧会を開催されるとのことです。

【 黒き血の宴~幻想耽美展~ 】
場所: 大阪市アートスペース亜蛮人 期間: 2010年7月23日(金)~8月3日(火)

【出展作家】
アイノ /江村あるめ /城 景都 /Toru Nogawa /鳥居 椿 /中井 結 /Nos. /古川沙織 /町野好昭 (敬称略)

豪華な出展作家さまのお名前を拝見するだけで涎ものなのですよ……。“幻想”“耽美”という言葉が巷に氾濫し過ぎて軽んじられるようになった昨今に敢えて幻想耽美と表現することで本来の言葉の力を取り戻そうとの熱意を感じます。

*[黒き血の宴]にて今展示の出展作家さまの募集を行っています。詳しくはこちらへどうぞ。追記: 募集は終了いたしました。
2010.03.22(22:50)|展覧会メモコメント(2)トラックバック(0)TOP↑
オスカー・ワイルドの曖昧性―デカダンスとキリスト教的要素オスカー・ワイルドの曖昧性―デカダンスとキリスト教的要素
(2005/04)
鈴木 ふさ子

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ワイルドにおけるキリスト教とデカダンスの要素を、その作品に投影された彼の心理を分析しながら読み解いていく。三島由紀夫のワイルド観を参照し、ワイルドのキリスト教的要素が表れている作品について考察する。


著者の鈴木ふさ子さんが書かれたフィギュアスケート選手ジョニー・ウィアーについての記事を読み、ジョニーを『氷上のドリアン・グレイ』と称し讃えているその文章から伺える“美”への献身的な愛情に心打たれました。これは彼女のワイルド論も読まねばならないと購入。
2010.03.20(23:59)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 井桁裕子作品展 私小説-肖像の人形 】
場所: ときの忘れもの 期間: 2010年3月23日(火)~4月3日(土)

タイトルの「肖像の人形」とは、球体関節人形の仕組みを使いながら、実在の人物の自由なイメージを造形したものです。モデルの姿を誠実に再現しようとする努力と、制作者の勝手なイメージとが混ざり合った「私小説」のような造形物です。相手を見つめながら制作していたはずなのに、発見は自分の内側からやってきます。あるいは、内から沸き上がるイメージを形にしたつもりでいると、それは私の見た外の世界のかけらが組み合わさってできているのです。新作の肖像人形は、鉄の造形作家、イラストレーター、舞踏家の三人の女性です。ほかに焼き物の小さな人物像などを20点ほど、その他新たな試みを展示します。(井桁裕子)


サイト: 井桁裕子IGETA Hiroko
2010.03.18(23:26)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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via Gustav-Adolph MOSSA

フランスの象徴主義の画家、ギュスターヴ=アドルフ・モッサの作品。日本でも画集を販売して欲しいのです。
2010.03.15(23:14)|アートコメント(3)トラックバック(0)TOP↑
乱歩パノラマ 丸尾末広画集 (ビームコミックス)乱歩パノラマ 丸尾末広画集 (ビームコミックス)
(2010/04/05)
丸尾 末広

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大乱歩×魔神・丸尾、恍惚と戦慄の超絶美麗画集!『パノラマ島綺譚』(手塚治虫文化賞受賞)、『芋虫』と、その圧倒的画力で江戸川乱歩ワールドを描き尽くし、満都の話題を独占した、日本漫画界が世界に誇る魔神・丸尾末広。乱歩作品にインスパイアされた数々のイラストレーションを集大成、そして、CDジャケットやポスター用などのイラストから描き下ろし作品まで最新の画業を網羅、さらに、江戸川乱歩原作『踊る一寸法師』の漫画作品までも収録。世界的名声を得ている孤高の絵師、その艶やかで戦慄的な魅力の精髄を一冊に凝縮した、ファン感涙の超絶美麗画集。

2010.03.15(23:01)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 美しき挑発 レンピッカ展 本能に生きた伝説の画家 】
場所: Bunkamuraザ・ミュージアム 期間: 2010年3月6日(土)~5月9日(日)

美術史上、ひときわ強烈な存在感を放つ画家レンピッカ。「アール・デコのアイコン」ともいわれ、その作品は、見るものに圧倒的な印象を残します。多くの著名人やアーティストに愛され、今なお、そして今だからこそ見たいレンピッカの待望の展覧会をついに日本で開催します。
タマラ・ド・レンピッカ(1898-1980)はワルシャワの良家に生まれ、思春期をロシアとスイスで過ごしました。18歳で貴族の弁護士と結婚するものの、翌年ロシア革命でパリへ亡命。働かない夫を尻目に画業で身を立てる決心をします。やがてパリの社交界にも進出。プロの写真家に撮らせたハリウッド女優並みの自分の肖像写真を名刺がわりに、亡命貴族や財界人、文化人などをモデルに肖像画を 描きながら、着実に画家としての地位を築きました。私生活ではモデル達との数々のスキャンダルで浮名を流し、自由奔放に振る舞います。自分の魅力と才能を 誰よりも知り尽くし、それを武器に自らを貫く「セルフ・プロデュースの女王」。その生き方そのものが、作品にも強く表現され、レンピッカの作品を輝かせているのです。レンピッカの作品はハリウッドの著名人、個人コレクター、画廊、美術館など世界中に点在しており、美術館などでまとまった点数を見ることは極めて困難です。本展ではレンピッカ研究の第一人者アラン・ブロンデル氏とパリ・オランジュリー美術館館長エマニュエル・ブレオン氏の協力のもと、日本初公開作品約30点を含む油彩画の傑作約60点と素描約20点で構成する、まさに待望の展覧会といえましょう。


公式サイト: 美しき挑発『レンピッカ展 - 本能に生きた伝説の画家 -』
2010.03.13(23:34)|展覧会メモコメント(2)トラックバック(1)TOP↑
先日、西牧徹・林アサコ二人展『貪婪の戯画』展を拝見してきた。ギャラリーでは西牧徹さん、林アサコさんとお話しさせていただいたり、[All Tomorrow’s Girls]のfumi_oさんにお会いしたりなど、作品拝見とともに楽しく充実した時間を過ごすことが出来た。最も印象に残った、西牧徹氏の新作『海灯』と林アサコさんの新作『かのこ』の、二作品の感想を忘れないよう記しておきたく思う。

『海灯』は美しい作品だ。夜、電灯の点された暖かい家のなかで、キエムクー(西牧徹の“福画”として創られたキャラクターで姿形はクマに似ている)がうたた寝をしている。テーブルには飲みかけのホットコーヒーが一つ。後ろに見える窓の外では、雪が深々と降っていて、静寂が時を包んでいる。眠るキエムクーは夢を見る。夢は夜の闇と溶け合い流れ出て、いつしかそこは深い海へと繋がっていく。大きく細長い滑らかな魚が、キエムクーの夢を、夜の海を、悠然と泳いでいる。無限に広がる静謐な世界。西牧氏の作品は、“艶画”“福画”を問わず、子供の頃の記憶を感覚を揺さぶり呼び起こされることが多いが、今回の作品では更に深遠に在る古い記憶に触れられたような感覚がした。寒い夜に暖かい家に守られて眠りにつく幸福のなかで、いつかいた懐かしき海へと深く深く潜っていく。それはまるで胎内回帰のようでもある。鉛筆で細緻に描かれている幻想世界はわたしの心に静かな温かさを灯してくれた。

林アサコさんの作品『かのこ』は、ギャラリーに足を踏み入れた瞬間、一番最初に目に飛び込んできた作品だった。華やかで大胆な色彩は視線を絡め取り引き寄せる。見ると紫色を帯びた大きな貝の中から女の子が顔を出していた。御膳に置かれたこの貝は新鮮な海のご馳走なのだろう。女の子の、曲線で描かれた肢体と輪郭、真夏の日差しに照らされ溶けていく飴玉のように甘くぺとっとした皮膚感覚を呼び起こす瞳、磯の香りと潮風が浸み込んでいるであろう頭上に二つに結われた黒い髪……、貝は鎧となっている殻を抉じ開けてしまえば、弾力のあるつやつやとした美味な肉が隠されている。噛めば弾けて濃厚な汁が口の中いっぱいに広がっていく。婀娜めいた憂い顔を浮かべているこの女の子も同じである。なんとも美味しそうなのだ。生殖目的ではない性行為は快楽であり、生命維持ではない食も快楽である。飽くなき欲望に身をまかせれば退廃に身を滅ぼし何れは悪臭を放つこととなる。今回の展覧会の題である“貪婪”に相応しく林アサコの描く女の子は見る者の欲望を駆り立てる。しかし、間違ってはならないのは誰よりも貪欲なのは描かれている女の子たちの方であるということだ。欲望も何もかも余すことなく飲み尽くし、それでももっと欲しいとねだっている。恐ろしくも美しく強靭でいて柔らかい女の子たちは、まるで“海”そのものだ。だからこそ魅了され続けてしまう。

二人の作品から感じた姿も性質も違うそれぞれの“海”と戯れたひと時だった。

西牧徹/黒戯画世界 Blacken Caricature/Toru Nishimaki
林アサコ's Portfolio
2010.03.11(23:13)|展覧会感想コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
完全版 アリス Complete Alice完全版 アリス Complete Alice
(2006/04/26)
沢渡 朔

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「沢渡朔写真集の『少女アリス』と『海からきた少女』は、まぎれもなく一時代を画した奇蹟のワンセットであり、これは可能な限り完璧を期した、その完全復刻版である。(後略)桑原茂夫(帯より)」
一人のイギリス人少女をモデルにし、ルイス・キャロルの「アリス」の理想的な映像化を試みた二冊のベストセラー写真集『少女アリス』と『海からきた少女』の初版を完全復刻させた待望の愛蔵版。



拷問するなら、されるなら (ナレッジエンタ読本)拷問するなら、されるなら (ナレッジエンタ読本)
(2010/03/07)
高平 鳴海

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自白を引き出したり見せしめにしたりするために、古代から人は人を拷問してきた。有名な中世ヨーロッパの魔女狩りや異端審問ではもちろん、中国や日本でも数え切れないほど多くの人々がむごたらしい拷問にかけられ、命を落とした。70種類以上の拷問を紹介し、人間の心の奥底に潜む暗部に切り込む一冊。


『拷問するなら、されるなら』はまず表題が気になって立ち読み。予想とは違って拷問器具の説明本でしたが、なかなか充実した内容だったので欲しくなりました。ちなみに表紙の写真になっている器具は“苦悩の梨”と呼ばれるものです。
2010.03.09(23:17)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 2010 エコール・ド・シモン人形展 】
場所: 紀伊国屋画廊4F 期間: 2010年3月11日(木)~3月23日(火)

関連ログ: 2008 エコール・ド・シモン人形展 /2009 エコール・ド・シモン人形展
四谷シモン人形教室サイト: エコール・ド・シモン
2010.03.07(22:51)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
[ The House of Automata ]

タマヒメβ版で知りました、自動人形を紹介しているサイトです。動画の映像も素敵です。
2010.03.06(15:41)|ウェブコメント(0)トラックバック(0)TOP↑

それにしても人間(あるいはなかば人形化した人間)から人形への移行には何か決定的とも言える断絶がある。人間イルゼへの愛には、当然のことながら愛の応酬という返答が用意されている。愛はその対象によって酬われるのであり、愛すれば愛されるのだから同時にそこが行き止りである。しかし人形への愛にはあらかじめ当てにできる到達点というものがない。それは、うつろな眼窩のように愛や崇拝の感情をことごとく呑み込んで、いかなる応酬もしない非情な虚無である。にもかかわらず、というよりはそれゆえにこそ、人形愛の賭金は限りなく高まり、はては当事者の自己放棄にほかならない死にいたるまでの耽溺というエクスタシーにゆきつくだろう。人形愛の当事者は、相手が自分に無関心であることをとうに承知しているのだ。W・ベンヤミンは言う。
「熱い唇が人形の耳元にためらうように囁きかける、あの大いなる告白、規範的な告白……『私があなたを愛しているからといって、あなたにとってそれが何でしょう』。そう囁きかけるのは愛する者のへり下りなのだ、などと思い込ませたがる人があるだろうか。これは願望なのだ、狂気と化した願望そのものであり、その願望像が人形なのだ。あるい
は、その願望像が屍体なのだ、と言わなくてはならないだろうか。死にいたるまで駆り立てられた愛する像そのもの、それだけが、この愛にとっての目標となる。それこそが、その目差しがどんよりと鈍いのではなく裂けている、あの硬直した摩滅した(人形の)胴体に無尽蔵の磁力を帯びさせるのだ。」(「人形頌」一九三〇)
 ベンヤミンのこの言葉は、本来はマックス・フォン・ベーン『人形と人形芝居』の書評における蒐集家の人形フェティシズムについて論じたものだが、ほとんどヴァッカーの人形画について言われた言葉とさえ考えられはすまいか。無償の、見返りを期待しない、捨身の人形愛。その起源は宗教的偶像崇拝にある。

-『魔術的リアリズム』種村季弘 ルドルフ・ヴァッカー論-


魔術的リアリズム―メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫)魔術的リアリズム―メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫)
(2010/02/09)
種村 季弘

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2010.03.03(23:52)|資料・記録コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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