ALICE IN THE UNDER GROUNDALICE IN THE UNDER GROUND
(2010/05/19)
黒色すみれ

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前作「Gothlolic」から一年、世界中から注目を集める黒色すみれ渾身のニューアルバムのテーマは、夢と幻想の世界を愛する乙女達のバイブル、「不思議の国のアリス」。黒色すみれは2008年冬のアメリカ・ツアーの折、ハリウッドの奇才亜ティム・バートン監督が手掛ける現在話題沸騰中の3D映画「Alice in Wonderland」の撮影現場を極秘見学。監督たちの創作の場を肌で感じた喜びと感動を込めて、お礼に「Alice in Wonderland」に捧げるアルバムをプレゼントするとティム監督と約束を交わしました。そして時は流れ2010年、ティム監督のアリスに導かれ、黒色すみれのワンダーランドも解き放たれます!

2010.04.30(15:46)|音楽コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 1960~1970年代
 日本のアヴァンギャルド 幻想と異端の図書室 II ―文学とアートのコラボレーション― 】
場所: Bunkamura Gallery 期間: 2010年5月12日(水)~5月19日(水)

日本の表現文化に革命が起こった、60~70年代のカウンター・カルチャー

2007年に開催し、多くの方にご好評頂いた「幻想と異端の図書室」。1960~1970年代、高度成長期の日本では社会に対する若者たちの不満が膨れ上がり、ヒッピー、ドラッグなどに象徴されるように、「カウンター・カルチャー」という言葉が生まれ、これまでの文化の概念が劇的に変貌を遂げました。それを牽引したのがマルキ・ド・サド著作の翻訳などを通じて数多くの「異端」文化を日本に紹介した澁澤龍彦や、その美学を終生支持し続けた三島由紀夫、実験的な演劇で一代ムーブメントを巻き起こした寺山修司、唐十郎でした。

本展では1960年代、日本のカルチャーシーンに多大な影響を与えた文学者や劇作家とその著作の挿画を手掛け「幻想」と「異端」の表現を試みた画家たちの書籍(初版本・希少本)、挿画本、版画、油彩、ドローイング、直筆原稿、サイン本、ポスター、蔵書票、写真など希少な作品から関連書籍を中心に展覧販売します。


【絵画・版画・オブジェなど】
赤瀬川原平 /荒木経惟 /アルフォンス井上 /井上洋介 /宇野亜喜良 /合田佐和子 /金子國義 /北川健次 /佐伯俊男 /中村宏 /多賀新 /森山大道 /山本六三 /横尾忠則 /四谷シモン /イオネスコ /バイロス /ビアズリー /フィニ /ベルメール 他

【書籍-初版本・限定本・稀少本・サイン本など】
唐十郎 /澁澤龍彦 /種村季弘 /寺山修司 /土方巽 /三島由紀夫 他
2010.04.29(22:28)|展覧会メモコメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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【 幻想芸術展2010 】
場所: 目黒 Galleryやさしい予感 期間: 2010年5月1日(土)~5月9日(日)*初日18:00よりレセプションパーティー

IFAA国際芸術幻想協会 ご挨拶

幻想は、常にわたしたちのすぐ傍らにあります。自然があるのと同じように。そこで用いられる想像力は、自然と対応する形で、その無限の多様性に、更にあらまほしき世界を付け加えます。飽くなき幻想、それは世界を華やぎとして愉しまんとする生の全肯定に与しているのです。幻想芸術を特定のジャンルとして捉えるのではなく、より広汎な精神の働きとすることで、絵画・写真・立体(彫刻・オブジェ)など様々な表現者達がここ、東京目黒に集いました。皆様、この機会にどうぞ多彩な悦楽の園をご遊覧下さい。


IFAAサイト: 国際幻想芸術協会
2010.04.29(21:57)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
わたしは眼の器質が元来弱いので、潮風など吹けばたちまち白目は赤く充血し、涙がぼろぼろと零れ落ちてしまう。海辺に立ちながら、渦を巻いて吹き抜ける風から齎される苦痛を耐え忍び、白兎のように赤く染まった目を大きく見開いて濃紺の海を見つめ続けた。……やがて、波飛沫とともに“なにか”がやってくるのが見えた。“それ”はわたしが焦がれるほどに待ちわびていたものだ。

“それ”は月の光に照らされて青白い光を纏いながら近づいてきた。なんと幽玄な光景だろうか。もはや待っていることすら耐え難く、わたしは裸足で海岸まで駆けていく。踏みつけてしまった貝殻が踵に深く突き刺さって血が流れた。血は砂浜に吸い込まれていく。

“それ”は……、“人魚”は……、嬉しそうにわたしを見上げた。赤い唇が艶かしい。三日月のように目を細めて微笑む人魚にわたしは無我夢中で抱きついた。

人魚の下肢にびっしりと覆われた鱗は光を反射してきらきらと光って美しい。桜貝のように儚く脆く見えるが触れてみると鎧のように硬くあった。わたしは真冬の夜の寒さで白くなった舌を伸ばして人魚の下腹部を愛撫していく。ざりざりと硬い鱗に舌は擦れて血が滲み出る。痛みに耐えられなくなり口を離すと、人魚は愛らしい顔を近づけてわたしの首に白い腕を回し接吻してきた。

口のなかに人魚の塩水のような唾液が滲み込んで、突き刺さる痛みにわたしは呻く。人魚はより密接にわたしに絡みついてくるので、わたしの足の肉も人魚の鱗にざりざりと削がれていく。激痛が脳の芯を麻痺させていく。長く青い髪は穏やかな海のように波打っていて、押し倒されたわたしの顔の上にかかる。鼻を掠める潮の匂いに気が触れてしまいそうな恐怖と快楽が襲ってくる。


今夜、わたしは死ぬのだろう……。痛みと快感のなかでわたしは人魚の蒼白く柔らかい乳房に顔を埋める。ああ、けれども夜はまだ長い、夜はまだこれからなのだ。
2010.04.27(23:18)|思考文章コメント(4)トラックバック(0)TOP↑
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【 人造乙女博覧会Ⅱ 】
場所: ヴァニラ画廊 期間: 4月26日(月)~5月15日(土)

あの、「人造乙女博覧会」(2007)から早3年。可憐なる人造乙女たちは新たな進化を遂げていた。薔薇の花びらのような唇、そっとささやく瞳、微かにふるえる磨きあげられたその指先……これら愛されるためのぬくもりの造形はまさに女性美を極限まで追求した一種の芸術であると同時に、限りなく現実の女性になぞらえてリアルに造りこまれたおとなしいひとりの女の子の姿でもある。性の実用品として命をふきこまれた彼女たちの目に湛えられた優しさと物語る言葉は、それを覗き込むわたしたちの内部へ深く深く入り込んで、淡くちいさな光を落とすことだろう。現在、映像・写真・物語等の多くのメディアによって「ラブドール」という名は広く人々に認知され、それまでの「ダッチワイフ」という呼称はいまや過去の遺物になったといっても過言ではない。とはいうものの、その実態が正確に知られているとはまだいい難いのではないだろうか。そもそも実用を目的として制作が始められたドールたちだが、時代の流れとともにその存在意義に少なからず変化が生じてくることはやむを得まい。それはある意味ラブドールの進化であって、彼女たちの多様性を如実に示した結果である。しかして私たちはいま、改めてラブドールというものを考え直す時期に来ているのである。「人造乙女博覧会」はこういった意識のもと、ラブドールという特殊なドールが内包する根源的問題に大胆に切り込むものだ。先端技術と高い芸術的感性で新たなラブドールを発表し続ける業界の覇者・オリエント工業に再びご協力いただき、最新のラブドールを一堂に会すことで、彼女たちが生きる世界への積極的なアプローチを試みる。

彼女たちはどこへ行くのか。人に限りなく近付きながらも人には決して宿らぬ不思議な魅力を持った乙女たちの、いまと今後に是非ご注目頂きたい。


もう前回の『人造乙女博覧会』から三年も経ったのかと驚きつつ、あれからどのようにラブドールが進化したのか気になるところです。
2010.04.25(22:52)|展覧会メモコメント(2)トラックバック(0)TOP↑
透明標本―吉村昭自選短篇集透明標本―吉村昭自選短篇集
(1990/03)
吉村 昭

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Twitterで、人の骨格しか愛せなくてレントゲ写真ばかり収集しているような偏執嗜好の白衣の医師はいないかしら……、などと妄想を呟いていたところ、海月(jellyfish2002)さんに教えていただいた本です。表題作『透明標本』読みたい。大好きな短編『少女架刑』も収録されてるようですね。
2010.04.23(23:27)|書籍コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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【 埜亞・衣倆・森馨 姫君のまどろむ味蕾 】
場所: 南青山 ビリケンギャラリー  期間: 2010年4月24日(土)~5月5日(水) *月曜休廊

埜亞(Noah)、衣倆、森馨、3人の人形作家による、可憐さの中にエロスが潜む人形姫達の饗宴。球体関節人形を中心にオブジェや写真、絵画なども展示。


Noahサイト: Dollhouse Noah's Gallery /ブログ: Iphigenie
衣倆サイト: 妖榴苑
森馨サイト: 森馨doll gallery 月光秘宝館 /ブログ: 瘋癲凡人日記
2010.04.20(22:06)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
Pen ( ペン ) 2010年 5/1号 [雑誌]Pen ( ペン ) 2010年 5/1号 [雑誌]
(2010/04/15)
不明

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いまこそ日本漫画の鬼才に注目! 水木しげる大研究。今年、米寿と画業生活60年の節目を迎える、日本漫画界の巨匠にして鬼才、水木しげる。彼によって命を吹き込まれた、妖怪という「目に見えないものたち」は、どれもが魅力にあふれ、まるですぐ隣にいるかのような親しみに満ちている。貧しかった紙芝居作家、貸本漫画家時代のエピソード、水木のルーツが詰まった故郷・境港の現地取材、そして幻の作品まで完全収録した大特集!



羣青 上 (IKKI COMIX)羣青 上 (IKKI COMIX)
(2010/02/25)
中村 珍

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殺した女。殺させた女。“共犯者”となった二人の女が、逃避行の中で遭遇する出会いと別れ。愛と憎しみ。喜びと悲しみ。無垢と汚辱。生と死。 ―2010年、すべての人間ドラマはこのひとつの物語に結晶する。


『羣青』。殺意、暴力、愛、憎しみ、激情、咆哮、死へと走りながらも迸る生命力、胸に迫る熱さを漫画を読んで久しぶりに感じました。傑作です。
2010.04.19(22:53)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 ジョック・スタージス展 ナチュラリストその家族 】
場所: 乙画廊 期間: 4月17日~5月8日(土)

Jock Sturges:1947年ニューヨーク生。
マールボロ大学(Marlboro College)サンフランシスコ・アート・インスティテュート(San Francisco Art Institute)の写真学科卒業。カルフォルニアやフランスのビーチで、自らと交友関係にあるヌーディスト家族のポートレートを 28年にわたって8×10カメラで撮影していることで知られる。家族の親愛さや温かさを表現し、ビーチで緩やかに流れる時間を感じさせる作風で、世界的な人気を有する。その作品に多くの児童ヌードが含まれていることから、1990年、FBIが児童ポルノ禁止法違反の容疑でサンフランシスコのスタージェスのスタジオを家宅捜索し10万点以上のネガを押収した。 児童ポルノに該当しないと不起訴になったものの、この事件は社会に大きな衝撃を与え、FBIに対する市民の広範な抗議活動を呼び起こした。1990年代半ば以降、ヨーロッパ各地の展示会において世界的な評価を確立。


2010.04.18(23:07)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
TH no.42 ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して (トーキングヘッズ叢書 第 42)TH no.42 ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して (トーキングヘッズ叢書 第 42)
(2010/04/30)
アトリエサード

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人は、人に似たものを見ると恐怖する。その一方で、非常な熱意でもって人間もどきを夢想し、生み出そうとしてきた。なぜ人は、人間もどきを恐れながらも愛するのか。究極的に人は、人よりも人間もどきを選択することになるのだろうか――。人形からアンドロイドまで、人間もどきへの愛着を探る。



パリ、娼婦の館パリ、娼婦の館
(2010/03/27)
鹿島 茂

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19世紀のパリ。夜の闇にとける赤いネオンサインで男たちを誘う館があった。高級店スファンクスでの饗宴、どんな欲望も満たされる部屋で演じられた物語、 20年代にメゾン・クローズを訪れていた日本人の姿―。娼婦の館と娼婦たちの世界に踏み込み、豊富な写真と資料で描き出す、パリの夜の闇に迫る画期的な文化論。


2010.04.14(22:37)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
清水真理・人形展「片足のマリア~Strange Angels Garden~」』が終了してからもう一月以上が経ったというのに、わたしの心はいまだ隙あらば人形たちが展示されていた“異形のサアカス小屋”へと戻ろうとしている。そこにいた腰の一部が結合している双生児のように、あの空間で得た記憶と感覚が、わたしの背中にべったりと癒着したまま離れない。

今回の展示が行われたギャラリー“パラボリカ・ビス”は、薄いオレンジ色をした建物だ。その素朴な外観からは内部でいかに濃密な世界が繰り広げられているか想像もつかないに違いない。今回の会期中にわたしは二度そこを訪れた。一度目はヴィクトリアンアンダーグラウンドパフォーマンスグループ『Rose de Reficul et Guiggles』による退廃と倒錯の美に溢れた迫力の舞台を楽しむため、二度目は清水真理さんの人形を再度じっくりと拝見し、その世界を堪能するためである。

建物に到着するとまずは二階で展示料を支払ってから人形のある一階の展示室へと向かった。重い扉をゆっくりと開けると壁も床もコンクリートに囲まれた物寂しい部屋があらわれる。そこに深紅の布で覆われた空間が出現していた。まるで相も変わらぬ町並みを歩きながらふと横道に入ってみると目に飛び込んできたテント小屋のような、空想のなかに住む古きロンドンの巡業の如き趣きがある。天井から青い魚のオブジェが下げられていて、それが矢印となってテントの中の順路を示してくれていた。

今回のテーマであるフリークスにならって展示されている人形はみな一様に異形である。それぞれの人形にはタイトルと共に物語が一文添えられている。そこには、実在の人物についてであったり、神話がモチーフとされていたり、なかには悪名高いナチのメンゲレ博士が行った実験体としての双子の逸話や、岩井志麻子の恐怖小説『ぼっけえきょうてえ』がそのまま題とされている人形もある。特徴とすべきは、殆どの人形たちはみな、ファンタジーの産物としての異形ではなく、かつて医学書で眺めたことがある自然に産まれた畸形の姿をしているということであった。

画一的でない身体が禁忌であった時代から倫理問題により不可侵の存在となった時代の歴史なかで、見世物として特別な身体を誇っていた時代も確かに存在した。その身体は恐怖と神聖を、嫌悪と憧憬を、矛盾する様々な感情、もしくは純粋な好奇心を引き起こさせることで人々を楽しませ惹きつけていた。そう、“不具”ではなく“特別”であったのだ。現代では道徳の名の下に、畸形に対しての諸々の感情は密やかに語り継いでいくしかなく、その秘密裏の語りのなかで、かつての見世物小屋のフリークスたちは幻想の力によって補強され、人権への蹂躙は美によって看過された。

そして今展示では清水真理の手により、幻視者たちの力により新たな意味をもって変容していった畸形たちが、人形という存在で具現化されたのである。

コンクリートの壁と赤い幕とで二重に外界から遮断された空間で、抑えられた照明のなか、愛らしくも無垢な容貌をした異形の人形たちに囲まれていると眩暈に襲われたかのように酩酊とした心地になってくる。過剰や欠損した身体が並んでいるなかでは、正しき形など存在しない、ならばわたしもまたひとつの異形の肉体としてここに立っているのだ。そう考えると足元が揺らぎ現実が希薄となっていく。人面瘡の女性、結合性双生児の少女たち、両足が分割していないが為に人魚となった少女、脚の関節が逆に曲がることから駱駝と呼ばれた少女……、皆が大きなガラスの目でじっとこちらを見つめている。

布で仕切られた最奥の部屋では、他の部屋の人形たちと違い、人工による畸形の姿が多く見受けられた。展覧会の表題となっている不老不死になるために改造され続けている少女『片足のマリア』をはじめ、肢体に刺青を入れている少女、纏足された足をこちらに掲げて誘惑しているかのような少女など、美を求めることが歪みに繋がり、歪みこそが美へと変質していった人間の業の深さを感じつつも、それらを純粋な美に昇華せしめている清水真理人形の魅力に圧倒された。

今展示のフリークスたちは、精神との連動で身体が表現されているわけではない。“かたち”そのものを純度高く抽出し、神性を付与させ、異形美という名のゴシック美学が凝縮した絢爛たるサアカス小屋の世界が創造されていたのだった。

どうやら、わたしはもうしばらく“そこ”から逃れることは出来なそうだ。
2010.04.12(23:25)|展覧会感想コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて 】
場所: 川村記念美術館 期間: 2010年4月10日(土)~7月19日(月・祝) *月曜日(5/3と7/19以外)、5/6(木)休館

貝殻や星図、リキュール・グラスや古い絵画の複製など、小さな品々が詰まった手作りの木の箱。コーネルが地下室のアトリエでこつこつと作り続けたそれらは、美術作品でありながら、彼自身の幸せな子供時代を封じ込めた宝物箱、叶わぬ夢や憧れのための飾り棚といえるものでした。そしてまた、両手で抱えられるほどの大きさの箱は、のぞき見る人の空想しだいで、どこまでも拡がっていく無限の宇宙にも姿を変えます。誰もが心の奥に大切にしまいこんでいる世界。その豊潤さや甘美さを、コーネルの箱は思い出させてくれるのです。

そんなコーネル芸術を深く敬愛する高橋睦郎(むつお)は、1993年に「この世あるいは箱の人」と題した詩をつくり、この稀代のアーティストを讃えました。そして本展では、当館が所蔵する7つの箱作品と9つの平面コラージュひとつひとつに捧げた詩16篇を新たに発表します。コーネルの創作と同じくひそやかに綴られた言葉は、その「小さく広大な世界」を清新な光で照らし出すにちがいありません。

美術家と詩人、20世紀のアメリカと現代の日本――異なる時空に生きながら、それぞれ独自の小宇宙を創造したふたりのコラボレーションを通じ、これまでにないコーネル・ワールドを体験していただけることでしょう。
“閉じ込められた世界”“箱のなかのユートピア”という魅力を最初に教えてくれたのはコーネルの作品でした。そして今も変わらずにそれらの作品に惹かれ続けています。箱のなかに封じ込められた記憶の欠片、箱のなかに広がる宇宙をみに行ってこようと思います。

2010.04.09(23:10)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
禁断異系の美術館3 エロスのハードコア禁断異系の美術館3 エロスのハードコア
(2010/04/09)
相馬俊樹

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さまざまな異端芸術を発掘・紹介する禁断異系シリーズ第3弾!今回は、よりハードコアでディープな表現をするアーティストをピックアップ!極限まで突き進んだラジカルな作品群を解題し、また、その源流としての古典ヌードをエロスの見地から読み解く。

■ 主な掲載作家・本/トニー・ワード、トレバー・ワトソン、「ハーディスティック」、マイケル・A・ローゼン、ユエ・ケンペン、ダーメーン、ラルフ・ヴァリス、「アマチュア・ジェイバード」、ロン・ラファエリ、アンリ・マッケローニ、リシャール・セーフ、アルバーノ・グアッティ、ジル・ベルケ、アレクサンドル・デュポイ、ティツィアーノ、マネ、レンブラント ほか


『禁断異系の美術館』シリーズの三巻目が発売されました。紹介されていたアレクサンドル・デュポイの作品が気になっています。
2010.04.08(21:10)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
エスター [DVD]エスター [DVD]
(2010/03/10)
ベラ・ファーミガピーター・サースガード

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この娘、どこかが変だ。
9歳の少女エスターには、悪いことばかりが付きまとう。生まれ故郷のロシアでは孤児となり、以前の育て親は火事で亡くなり、エスターだけが助かった。でもコールマン一家に養子として引き取られ、ようやく彼女に平穏が訪れた。
そう、クラスメートが高い滑り台の上から転落するまでは。孤児院のシスターが誰かに殴り殺されるまでは。そしてエスターの新しい母親が、あの悲惨な火事は本当に偶然だったのかしらと疑惑を抱くまでは……。

ダークキャッスル・エンタテインメントが贈る、衝撃のサイコスリラー『エスター』。謎、疑惑、そして恐怖が、万力のように観る者の心を締め上げる。可愛くて、賢くて、独創的で、とっても情緒不安定な女の子エスター。
出会ったら、二度と忘れられない。


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いわゆる“悪魔の子”ものと思いきや、意外な結末にぞくぞくしました。エスター役の女の子の演技力が凄い。
2010.04.05(21:24)|DVDコメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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夢の限り、夢の幻

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長い長い夜の後に

【 Akane Sasaki Solo Show 佐々木 茜 “星屑、集めて”】
場所: アート★アイガ 期間: 2010年4月2日(金)~4月24日(土) *日・月休廊

私が絵を描く際に大切にしていることは、物語性です。見た人がその物語に触れられ、感じれるような。ペンとインクで制作するのは、西洋の古典的な版画や挿絵などが好きなことと、幼少から身近だった漫画などの文化の影響です。”あなた”に ぴったりの物語 がありますように。 佐々木 茜

丸ペンにインクを付け足し描く伝統的な技法は、指先の強弱で微妙な線を表し、ケント紙の白と黒とのコントラストで眩しさまでをも表現する。作品のなかに凛と立つ少女が語る、自然と人との調和のストーリー。
今回初個展となります、大作も含め約18点前後を展示、毎週土曜に新品を追加予定です。佐々木さん来場、毎週土曜15:00頃予定。


佐々木 茜ブログ: kikinikki
2010.04.04(22:05)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
トレヴァー・ブラウンのアリス―トレヴァー・ブラウン画集トレヴァー・ブラウンのアリス―トレヴァー・ブラウン画集
(2010/03)
トレヴァー ブラウン

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Bunkamura Galleryにて開催中の『トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展-アリスの時間-展』に合わせて発売されたトレヴァー・ブラウンのアリス画集。ふしぎの国と鏡の国とビザールの国に迷い込んだアリスと出会えます。

トレヴァー・ブラウン(Trevor Brown)サイト: baby art
2010.04.04(21:53)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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