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【 第5回 人・形展 -HITOGATA- 】
場所: 丸の内オアゾ 丸善本店4Fギャラリー 期間: 2010年9月30日(木)~10月7日(木)
*初日は、9月30日(木)午前8時45分より丸の内本店1階正面入口前にて、購入整理券を配布いたします。

創作人形、フィギュア・・・・人の姿をめぐる造形は今、様々な展開を見せています。今年5回目を迎える、個性豊かな「ひとがた」の展覧会です。どうぞ、お楽しみ下さい。


【出展作家】
紅樹時雨 /秋山まほこ /荒井良 /&Cinnamon /井桁裕子 /石塚公昭 /Os /カウラ /影山多栄子 /カホ /キノコジュース /木本黒陽 /桜文鳥 /神宮字光 /鈴木ゆきよ /チャプリ /手塚道代(ガーナベイビーズ) /西織銀 /野村直子 /林美登利 /藤伸 /マキシム /槙宮サイ /mican /みつばち@BabyBee×SILVER BUTTERFLY /皆川優子 /衣倆(メリユ) (順不同・敬称略)

人形専門店ドルスバラード
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2010.09.29(22:33)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
琉璃玉の耳輪琉璃玉の耳輪
(2010/09/10)
津原 泰水

商品詳細を見る

時は昭和三年―名探偵・唐草七郎の一番弟子にして閨秀の女探偵・岡田明子のもとへ舞いこんだ、摩訶不思議な依頼。「三姉妹を探して下さい。手掛かりは、三人とも左の耳に、一粒の琉璃玉が嵌った白金の耳輪をしています」阿片窟の女傑・女掏摸・生人形の少女・男装の麗人・旅芸人一座・変態性慾の男・老刑事・放蕩の貴公子…奇想天外、魑魅魍魎、百花繚乱、女探偵・岡田明子の事件簿。原案・尾崎翠、小説・津原泰水。90年の時を超え、幻の探偵小説がついに刊行!



艶漢 (3) (ウィングス・コミックス)艶漢 (3) (ウィングス・コミックス)
(2010/09/25)
尚 月地

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尚月地イラスト集 ノスタルヂア尚月地イラスト集 ノスタルヂア
(2010/09/25)
尚 月地

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奇想天外なアングル!! 執拗なまでに手を入れた細密な描写!!画面にみなぎるエロティシズムとドラマツルギー……『艶漢』でコミック・シーンに突如として現れた当代随一の絵師・尚月地による初イラスト集!!ウィングスで毎号掲載されているポスターやマンガのカラー扉のほか、自主流通の便箋のためのレアなイラスト、さらに描き下ろしまでを収録した尚月地のヴェリー・ベストな一冊!!


2010.09.27(21:35)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
黒と愛 (ハヤカワ・ミステリワールド)黒と愛 (ハヤカワ・ミステリワールド)
(2010/09/22)
飛鳥部勝則

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奇妙に傾く狂気の城、奇傾城――血と内臓と腐肉が主題の絵画が集う一室に幽霊が出没する噂がたち、「探偵」亜久は心霊特番に協力して城を訪れる。遅れて「霊能リポーター」役の女子高生、全身黒服の少女・黒が現れ、亜久にそっと囁いた。「あなたは、鋏が好きですか」……やがて密室状況で、黒と親しい男がくだんの部屋で首を切断された。これは幽霊の凶行か? 呪わしく美しい純愛(変愛)本格ミステリ


『堕天使拷問刑』が好みだったのでこちらの新刊も楽しみです。
2010.09.26(22:58)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 山本タカト展 -キマイラの墓標- 】
場所: 新宿 紀伊国屋画廊 期間: 2010年10月7日(木)~10月19日(火)
*作家来場予定日 10月9日(土)、11日(月・祝)、17日(日)

2010年のタイトルは「キマイラの墓標」。 <平成耽美主義>を超え、山本幻想絵画のあらたな境地に挑んだ作品を最新作中心に一挙に展示いたします。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。


■同時期開催 
【 山本タカト展 -キマイラの心臓- 】
場所: マリアの心臓 期間: 2010年10月9日(土)~10月31日(日) 入場料: 1000円

関連ログ: 山本タカト展と両性具有
2010.09.25(23:28)|展覧会メモコメント(1)トラックバック(0)TOP↑
隻眼の少女隻眼の少女
(2010/09)
麻耶 雄嵩

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自殺する場所を求め寒村の温泉宿を訪れた大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に遭遇する。犯人の罠により殺人犯と疑われた静馬を見事な推理で救った、水干姿の隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬は助手見習いとして、みかげと共に事件の謎に挑む。みかげは父を失いながらも難事件を解決するが、18年後に同じ村で再び惨劇が……。本格ミステリ界のグラディエーターが放つ、超絶の問題作登場です!



バーバ・ヤガー 2 (MFコミックス アライブシリーズ)バーバ・ヤガー 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
(2010/09/22)
きづき あきらサトウ ナンキ

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ある年の子供会のキャンプで起きた謎の少女失踪事件――。以来、活動を停止していた子供会で二泊の同窓会が開かれた。犬丸ほのかはキャンプで目撃した「山姥」を探すために溝呂木と共に参加したが……? 一体「山姥」とは何なのか、そして消えてしまった少女に何が起こっていたのか……!? 今注目の鬼才コンビが贈る、鬱とエロスの異色ミステリー第2巻!


ふふ、どちらも読むのが楽しみです。
2010.09.23(17:58)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 一角獣の変身 から -ルフトで画本を- 展 】
場所: 青木画廊 期間: 2010年9月21日(火)~9月30日(木) *9月26日(日)休廊

多変鬼才な青木画廊取り扱い作家たちの画本を一挙に展示。併せて画本収録作品を含む新旧の作品約50点をご紹介します。


【出展作家】
秋吉巒 /石塚公昭 /池田龍雄 /市川伸彦 /上村次敏 /江本創 /大竹茂夫 /小野田維 /落田洋子 /金子國義 /合田佐和子 /七戸優 /杉原玲子 /多賀新 /建石修志 /谷敦志 /中村宏 /野地正記 /藤野一友 /水野恵理 /山本じん /四谷シモン /J.シュマイサー /H.セリエント /E.フックス /ボナ /H.ヤンセン /澁澤龍彦 /瀧口修造 /細江英公 (敬称略)
2010.09.21(22:15)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
―または私は如何にして現実を直視するのを止めて両性具有を愛するようになったか。

と、『博士の異常な愛情』をもじるというあまりに使い古されたパロディで、しかもたいして上手くもないという哀しさを滲ませながら、この嗜好癖の始まりを書き連ねていきたいと思う。このブログに両性具有カテゴリが存在していることからも察してもらえるのではと思うが、わたしは形而上の、観念としての両性具有者に魅せられ続けている。どうして彼の存在を愛するようになったのか、を今一度振り返りながら書いてみるとしよう。

三島由紀夫の自伝的小説『仮面の告白』では、幼い頃の主人公が絵本に描かれたジャンヌ・ダルクに魅せられるが、後にそれが女性であることを知って、失望した体験が書かれている。美しい青年が纏った死の芳香に惹きつけられたのだからその反応は自然なものだ。
似ているといえるのかわからないが、わたしもまた性別の誤認という洗礼、男性であると信じて心惹かれた登場人物が男性ではなかった、という体験がある。小学生の頃のことだ。わたしは父がどこからかもらってきた漫画を毎晩もくもくと読んでいた。そんなとき永井豪の漫画『デビルマン』を読む。わたしはその漫画の登場人物である飛鳥了に恋をしていた。主人公の親友である飛鳥了はクールでハンサムな男の子だった。しかし物語の終盤になると飛鳥了の正体はサタンであり、主人公の最も憎むべき敵であり、主人公に恋をした両性具有者であることが明らかになる。
衝撃だった。男性と思い込んでいた存在がいきなり乳房を持って現れるのだ。これが女であったならば、『仮面の告白』の主人公と同じく、失望や落胆することも可能だったのかもしれない。でも彼は両性なのだ。男でもあるのだから恋の対象としての位置が揺らぐことはなかった。それに、彼の豊かな乳房は、母の乳房に未だ愛着を持っていた子供には、平らな胸板よりもずっと素敵に思えた。もともと母と姉が大の宝塚歌劇のファンだったため、女性扮する男役が最もかっこいいとされている環境のなかで育ったので、ジェンダーの迷宮に彷徨っていた時期でもあったのだろう。そのときはまだ漠然とした興奮ではあったが、それがわたしの今に至る嗜好を決定付ける始まりであったことは疑いない。

中学生になった頃、わたしは鬱屈とした日々を過ごしていた。自己嫌悪が酷く鏡を見ると吐き気がした。女子であるということに罪悪感を抱いていた。みっともなくてだらしなくて成績も悪く社交性も協調性も欠けている。髪はぼさぼさで制服もすぐ皺だらけになっていて清潔感もない、およそ女子という言葉のイメージから想像する姿とはかけ離れた子供だったのだ。思うに思春期に差しかかっていく男の子にとって、“そういう子”が“女子”であるというのは何か許し難い気持ちにさせてしまうものなのかもしれない。だからこそ、「あいつは女子として認めていない」という類の言葉を何度も耳にすることになったのではないだろうか。あまり自身の性を認識することなく育っていたわたしは、学生生活のなかで女子であると勝手に強制されたうえにそのカテゴリから追い出そうとする圧力を受けるという、それはえらく理不尽な仕打ちを受けることになったのだ。
自信のなさ故に周囲の基準に迎合することを余儀なくされたわたしは、自らを“女子”ではないのだと定義せざるを得なかった。では一体何なのだろうか、という疑問がそこで芽生える。
自らを男性的であると思ったことはない。男の子が主人公の冒険小説は大好きだったが、自己の性自認について迷いを抱いたことはなかった。ただ“すべて”はわたしの外側に在るのだと感じるようになっていった。

そのような様々な障壁に躓き疲れ果てながらも、それまでの経験によって、わたしが最も欠けているものは美というものなのではないかと確信を抱くようになる。周囲を眺めれば、充足した美を与えられている者もいれば、少し程しか与えられていない者もいる。しかしわたしはどうだろう。一切与えられていないではないか。わたしは生まれながらにして美を持ち得ていない不具者である。美を欠片ほどでも持っていたならば、内側に入ることが出来たに違いない、という考えに固執していった。

周囲の女子より少しばかり遅い初潮を迎え、ますます不安定な精神状態を抱えながら、学校生活は続く。思春期の女の子が、少女と見紛うかのような美少年に、少年のような凛とした美少女に、羨望や憧れを抱くことは珍しいことではない。わたしもその一人だった。自らの性別の決定にいよいよ直面しなければならない時期に、ジェンダーの縛りから抜け出しているかのような様相は、もしかしたら逃避することが可能なのではないかという希望を齎してくれる存在だったのだ。相変わらずに“女子”であることに罪悪を感じていたわたしは当たり前のようにそれらの存在に執着していく。小説や映画、漫画に出てくる中性的な人物をA4ノートに箇条書きで書きとめるほどには熱をもっていた。
『風と木の詩』や『日出処の天子』などの、美は愛されるものであるという価値基準を前提に美少年が愛されている漫画はわたしの嗜好によく合うものだった。

<少女のような美少年は女性たちに愛されつつ男性から求愛されなければならない>
<少年のような美少女は少女たちに恋されつつ男性から求愛されなければならない>

あるとき、わたしの理念には、対称性が保たれていないことに気が付いた。上のどちらも女性に愛されつつも“男性”という愛を獲得することでわたしの心を満たしていたからだ。完全に対称とならないのはどうしてだろうか。性指向の問題なのかとも考えたが、わたしが両方の性別を持っていないことで、片側の性に属しているという事実ゆえに、不均衡を生じさせるのだと結論づけた。この結論からわたしはより完全な理想を考察することになる。自らが女であるという自覚から逃れるために模索していた思考によって、わたしは女という性別にいる、という認識を確立することになったのは皮肉な話である。

とにかく完全なものを追い求めていたわたしは、円や対称という概念は大切なものであった。発端が男性と女性の性差にあったのだからシンメトリー(対称)であることへの拘りが強く深いのも当然である。とりあえずなにが問題となるのかを考えていくことにした。わたしが愛したということでどんな形であろうと女性の愛を獲得することは成立している。ならば、問題となるのは男性からの愛情だ。

男性作家が少女への愛を語る小説は何度か読む機会があった。わたしは男性が少年を愛している文献を探すことにした。最初に手にしたのは、須永朝彦の『泰西少年愛読本』だったと記憶している。少年愛の小説が翻訳され収録されていた。そして、稲垣足穂の『少年愛の美学』や、中井英夫の『虚無への供物』なども含め、男性作家による少年愛が題材となっている本を読み進めていった。日本では衆道と呼ばれる少年を愛する行為が長らく行われていたことも知った。ああ、やはり美は両性からの愛を獲得する存在となるのだとわたしは喜びを覚えた。そんな流れから、司馬遼太郎の『新撰組血風録』に収録されている短編『前髪の惣三郎』を読み、第二次性徴の否定について考え始めた。新撰組隊士を恋に狂わせ破滅させていく若者、惣三郎は18歳を過ぎても前髪をおろしていない。あの時代の男子は前髪があるということは大人ではないということになる。惣三郎は、稚児の時代を過ぎていてもなお前髪の似合う、愛される対象として、魔性を体現している。自らの意思により前髪を残すことで成長を拒絶し、保たれた美によってそれを成功させている。
年齢による性差の広がりを拒絶し、未分化の性であり続けるという魅力。未成熟であるということは老いという緩やかな死から最も遠いところにある。生殖とは関係なく愛されることだけを享受できるのだ。

成長の拒否という主題に興味をもったわたしは、それにより少女に対する嗜好にも変化が訪れる。今までは中性的な少女を主眼においていたのが、女に成る事を否定した少女にも強烈な魅力を感じるようになったのだ。そこからいわゆるロリィタな文化への敬意や、永遠の少女と腐敗しない屍体への憧憬がイコールで結び付けられて、それらが混ざり合ってわたしの人形愛嗜好へとも繋がっていくのだが、ここでは省略しておくとしよう。

それでもわたしは未成熟であることを肯定し続けることはできなかった。自分の体が大人へと変化していったからかもしれない。子供のときにみた豊かな乳房を持つ飛鳥了の絵が脳に焼き付いていたからかもしれない。そうして、成熟しながらも未分化である存在を求め始めた。
ここで吸血鬼という概念が現れてくる。若くありながら老年でもあり、繁殖(同種族を殖やす)行為を血液によって媒介することで、性別というものが限りなく無意味となっていく。永遠の命を与える選択は吸血鬼自身に任されているため、唯美主義世界に陥っていきやすいと考えられる。美しい者だけが選別されていく素晴らしき理想郷。吸血鬼幻想はこうやってわたしの嗜好へと取り込まれていった。吸血鬼=生きている屍体、という連鎖から前途の永遠の少女への憧憬とも関係していくのだが、やはりここでは省略しておきたい。

しかし、それでも完全にはならないとわたしは苛立った。シンメトリーへの拘りが、吸血鬼に魅了されながらも、美しい青年に血を吸われる美しい女性というモチーフにもっとも心惹かれてしまった事実をもって、由とするわけにはいかなかったからだ。

迷走は続く。江戸川乱歩の『孤島の鬼』を読んだときに何か近づいてきたという感触を得た。人工的にシャム双生児とされてしまった二人の男女。無垢で美しい心を持つ美女と邪悪な心を持つ醜男。人為的とはいえ一体の身体に男女、正邪、醜美を持っている。美という概念に拘泥しながら、ここで醜のあり方に感銘を受ける。醜によって成立するのが美なのだとすれば醜さとは思っていたよりもずっと力を持っているのだ。わたしはこの発見に嬉しくなったのだが、ただ問題となったのは、どちらかの性がどちらかの性の為に貶められることは避けたいという気持ちだった。これは少年愛の物語や、少女たちだけの閉じた世界の物語でも、何度か感じていたことだった。片方の性を殊更に蔑み否定することにより称賛を補強するやり方は不公平ではなかろうか。今ではその潔癖さ故の倒錯した世界も好ましく思えるのだが、あの時期はとにかく被害者意識が強く鬱屈としていたので、過敏にならざるを得なかったのだ。

澁澤龍彦の『夢の宇宙誌』を手に取ったのはそれからすぐ後のことだ。とうとう答えをみつけることが出来たと、わたしは泣きたくなった。収録されている『アンドロギュヌスについて』を何度、何度読み返したことだろうか。両性具有(アンドロギュヌス)は、男性と女性の両方の性機能を備えている。成熟した肉体でありつつ、第二次性徴によって顕著となっていく変化、男性の逞しくなっていく身体や、女性の丸みを帯びていく身体は、混ざりあうことで相殺され、少年少女という、最も両性が相似していただろう時期の容貌を持ち続けることを可能としている。女の鍾乳洞と男の水晶鉱石を持つ、美しい円のように完全な存在。愛するものをわたしはやっとみつけることが出来たのだ。幼少期に恋をした飛鳥了にようやく帰りついたとも言えるだろう。

そこからわたしは両性具有という観念の美を自己の聖域とし、それを規範として両性具有性があるものを集めていくようになった。書物、芸術、音楽、ファッションと、たとえ誰もそうとは理解してくれなくとも、わたし自身がその規範のどこかに触れていると感じたならば愛すべき対象となる。

まぁ、両性具有であるからといって、サナダムシまで愛おしく思えてしまう近頃の自分には些か問題がある気もするが、中学生時代に自己の核となる嗜好をみつけたことで、さまざまなものを好きになることが出来たことは事実である。世界がそこから広がってきたように思う。

最後に、美への称賛と同時に醜さを徹底的に貶めているかのような文章を連ねてしまったが、「わたしは醜い」という劣等感によって長年醜形恐怖症を患い続け、そこに歪んだ愛着すら覚えて、今に至っては、美を追い求めることは歪を生み、いつしか歪こそが美へと変容していくのだという考えに囚われ始めている者が綴った、強迫観念による救済の為の文章なのだと思っていただけると嬉しい。
2010.09.19(23:46)|両性具有コメント(4)トラックバック(0)TOP↑
昆虫採集の魅惑 (光文社新書)昆虫採集の魅惑 (光文社新書)
(2002/07)
川村 俊一

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人生を蝶と共に歩んできた標本商が語る、優雅で奥深い虫の世界「あの山の上には、誰も見た事がない蝶が飛んでいるに違いない!」物心ついたときから虫が大好きだった著者は、世界中の未知の土地で採集を繰り返した。人間のアイデアが及ばない絶妙の配色に彩られた美しい蝶、驚くべき形をした数々の甲虫との出会い、人生を昆虫に賭けた「虫屋」の人々との交流、収集の楽しみなど、その奥深く、魅力に満ちあふれた虫の世界を「昆虫標本商」の目で語る。



もののけ草紙(3)(ぶんか社コミックス)もののけ草紙(3)(ぶんか社コミックス)
(2010/09/04)
高橋 葉介

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魔都・上海から瓦礫の都、終戦後の日本に帰って来たお座敷芸人の「手の目」+ 押しかけ弟子小兎(シャオツー)。混乱を極める国には異郷のもののけ達もやっ てくる、戦艦の亡霊は瓦礫の海を進みゆく!芳醇たる怪奇、馥郁なり恐怖!好調ヨースケ妖怪行脚!


2010.09.16(21:42)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 2010 竹宮恵子 『風』 東京展 】
場所: ギャラリーKUBOTA 期間: 2010年9月23日(木)~10月2日(土)

『風と木の詩』がテーマの個展をこれから3年間に渡り開催しようと計画中です。新書判では全17巻、現在リリース中の電子書籍版でも全16巻という長編作品の『風と木の詩』これを余すところなく展示しようと思うと、広~い会場が必要!でも私達は敢えてこれまで通りの個展スタイルを貫きたく期間を3年に分けてでも、お客様との距離の近い画廊でのアットホームな会場作りを心掛けるつもりです。お楽しみに*^_^*


【◆SPECIAL EVENT◆】
  • 9月23日(祝)16:00~17:00 画集「風」サイン会
  • 10月2日(土)16:00~17:00 トークイベント(50名様・有料)
どちらも整理券は初日オープンと共に発行いたします。
開催時間 12:00~18:00(最終日16:00終了)

竹宮恵子公式サイト: Keiko-takemiyaHP
2010.09.14(22:33)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
Fの肖像―フランケンシュタインの幻想たち 異形コレクション (光文社文庫)Fの肖像―フランケンシュタインの幻想たち 異形コレクション (光文社文庫)
(2010/09/09)
井上 雅彦

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―甦る屍体。人造人間。生命の創造。モンスターの恐怖を描いた作品。マッド・サイエンティストの恐怖を描いた作品。どちらも“フランケンシュタイン”の物語の双つの顔。“Fの物語”がもたらす恐怖の源泉なのでしょう。多彩な顔を持つ“フランケンシュタイン”の物語。



災園 (光文社文庫)災園 (光文社文庫)
(2010/09/09)
三津田 信三

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幼くして養父母を亡くした奈津江は、実姉と名乗る祭深咲に伴われ、実父が経営する施設“祭園”に引き取られた。そこに暮らす訳ありの少年少女たち。廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。得体の知れない何かが棲む黒い森…。奈津江の出生の秘密が明かされるとき、惨劇は幕を開ける―。閉鎖空間に渦巻く怪異と謎を描く、“家”シリーズ三部作最終章。


2010.09.12(22:15)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
[ 西川祥子 Official Web Site ]

関連ログ: あや野・西川祥子・堀江ケニー 個展 /あや野・西川祥子・堀江ケニー個展 感想 /西川祥子個展
2010.09.12(17:38)|ウェブコメント(3)トラックバック(0)TOP↑
東京人 2010年 10月号 [雑誌]東京人 2010年 10月号 [雑誌]
(2010/09/03)
不明

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特集 悪女 時代を惑わせた妖花たち
オノ・ヨーコ アーティスト /涼宮ハルヒ SOS団団長 /阿部 定 芸妓・娼妓 /弘徽殿女御『源氏物語』桐壺帝の妃 /関根 歌 荷風の恋人 /小鳥ちゃん 江國香織『ぼくの小鳥ちゃん』 /二代目 高尾太夫 江戸吉原「三浦屋」遊女 /中森明菜 歌手 /悦子 野坂昭如「泥鰌地獄」 /小林カウ 戦後初の女死刑囚 /鬼神のお松 女盗賊 /檀林皇后 第52代嵯峨天皇皇后 /エステル 旧約聖書 /ブル中野 プロレスラー /お熊 三遊亭円朝作「鰍沢」 /岡本かの子
対談 ファム・ファタールは反省しない ほか


うふふ、悪女特集は楽しいな。人によって悪女のイメージがどれほど多様なものかも思い知らされます。
2010.09.09(22:39)|書籍コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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【 創作人形・3人展『微睡む午后』 】
場所: 横濱浪漫館 期間: 2010年9月18日(土)~10月3日(日)

リアルな造形で定評のある愛実さん、最近サーニットで小さな作品を作られている亜由美さん、横濱浪漫館で活躍中の舘野桂子さん。横濱浪漫館初の、ギャラリー貸しとしての展示会になります。 via ◇◆浪漫館通信◇◆


【出展作家】
愛美 /亜由美 /舘野桂子 (敬称略)
2010.09.09(22:19)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
ザスノーヤクショーザスノーヤクショー
(2010/08)
マーク・ライデン

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マーク ライデンが描く幻想的なヤクと少女の世界 雪のように白い架空の動物「スノーヤク」と少女の幻想的な世界――少女の身体の上に佇むヤク、半獣の美少女、ヤクの肖像など、作家独自の不思議な世界が浮かび上がります。2009年2月に東京の小山登美夫ギャラリーで行われた個展のために制作されたペインティングとドローイング作品を収録。



食べる西洋美術史  「最後の晩餐」から読む (光文社新書)食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む (光文社新書)
(2007/01/17)
宮下 規久朗

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西洋、とくに地中海諸国は古来、食べることに貪欲であり、食にかける情熱はしばしば料理を芸術の域にまで高めた。また、食べ物や食事は西洋美術においては常に中心的なテーマであった。中世にキリスト教によって食事に神聖な意味が与えられると、食事の情景が美術の中心を占めるにいたる。この伝統が近代にも継承され、現代もなお重要な主題であり続けている。このことは西洋特有の事象であり、西洋の美術と文化を考える上できわめて重要な手がかりとなる。本書は、食事あるいは食物の美術表現を振り返り、その意味を考えることによって、西洋美術史を別の角度から照らし出そうとするものである。


2010.09.06(22:04)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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谷敦志氏のオリジナルプリント新作蔵書票の画像が公開されました。現在、ギャラリーCAVEさんにて蔵書票主の募集が行われております。改めて眺めると、全く隙のない装飾と演出が施されているこのエロティックでフェティッシュな世界は、こちらの世界との接続を完全に切り離すことに成功し、写真という枠のなかで完結している物語を見せてくれているように感じます。オブジェ嗜好癖を持つ者にとって“閉じ込められた美”を所有出来るということは酷く魅力的です。そう考えると書物の魅力と谷敦志氏の作品の魅力は同質なのかもしれません。だからこそ、谷敦志の作品であり蔵書票でもあるとはなんて素敵なことだろうと、ちょっと興奮してしまいました。
2010.09.03(23:38)|画像コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 江戸川乱歩全集・Zaroffパノラマ展 】
場所: 初台 画廊・珈琲 Zaroff 期間: 2010年9月16日(木)~10月5日(火)

第一期少年編;9月16日~9月21日:10名 「塔上の奇術師」(高野夏美)、「鉄人Q」(青山山田)、「怪人二十面相」(かわひとすずか)、「緑衣の鬼」(鷹羽正臣)、「鉄塔王国の恐怖」(イチ)、「魔法博士」(浜田夏子)、「宇宙怪人」(芙二子)、「サーカスの怪人」(大森万須美)、「未定」(香取午朗、小関梨恵)

第二期成人編;9月23日~9月28日;10名「化人幻戯」(首吊)、「白昼夢」(香月宗一郎)、「蟲」(艶子)、「鏡地獄」(手塚真梨子)、「盲獣」(久野昌一)、「芋虫」(橋本怜英)、「人でなしの恋」(ninko ouzou)、「押繪と旅する男」(淺井カヨ)、「未定」(水沢麻子)、「屋根裏の散歩者」(小林義和)

第三期人間椅子展;9月30日~10月5日;5名 板垣雅与、薩川ゆん、丹尾敏(アトリエ・ベガ)、深沢義一(アトリエ・ベガ)、古畑幸恵、
<特別参加>Dollhouse Noah


うはあ……、楽しみだなぁ。
2010.09.01(23:07)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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