パゾリーニ詩集パゾリーニ詩集
(2011/02/18)
ピエル・パオロ・パゾリーニ

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20 世紀を代表するイタリア詩人は誰であったか? 前半のウンガレッティは措こう。現代の民衆に一番近いところにあって、卑小な悲しみから天下国家の行く末までを、イタリアの言語的多元性と、過剰な実験に訴えつつ、伝統の韻律にも忠実であった詩人こそ、他ならぬこのピエル・パオロ・パゾリーニである。映画監督(『アポロンの地獄』『テオレマ』『奇跡の丘』など)や小説家(『生命ある若者』『アッカトーネ』など)としてのパゾリーニは日本でも知られているが、詩人としての重要性は少数のみの知るところであった。その欠陥を埋めるべく映画研究・評論・詩と多才な訳者は長年にわたって翻訳に取り組み、ボローニャに滞在し、ようやく一巻の詩選集を仕上げた。母方の故郷でフリウリ語を敢えて用いた初期の詩集『最高の青春』から、政治社会を歌う『グラムシの遺骸』や代表作『薔薇の形をしたポエジー』など7冊の詩集より、ベストと思える作品を選び出し、日本には少ない長編詩のリズムに心して訳された全 37篇。異端と醜聞、歴史と性愛の交錯点で、情熱と受難の詩人として駆け抜けたパゾリーニの軌跡を、序文、解題、訳注、年譜とともに受け取っていただきたい。



仮面の民俗学 (文庫クセジュ 339)仮面の民俗学 (文庫クセジュ 339)
(1963/02)
ジャン・ルイ・ベドゥアン

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変身する―仮面と異装の精神史 (イメージ・リーディング叢書)変身する―仮面と異装の精神史 (イメージ・リーディング叢書)
(1992/08)
国立歴史民俗博物館

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幻術、刺青、蝦蟇に化ける、異装趣味と来訪神…。大衆社会、民俗社会が生み出した変身する行為の精神史的景観。


仮面関連の二冊は絶版となっているので、古書で探そうと思います。
2011.02.22(22:48)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 パゾリーニ詩集発刊記念特別展示 パゾリーニ・オマージュ
ピエル・パオロ・パゾリーニに捧ぐ 】

場所: 銀座 ヴァニラ画廊 期間: 2011年3月7日(月)~3月19日(土) 入場料: 500円

イタリアの映画監督・詩人・小説家のピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975年)。彼の荒々しいヴァイオレンス的要素と、過激なエロティシズム表現に政治的ラジカリズムを注入した芸術創作活動と生き方は、圧倒的なカリスマ性から死後35年が経った現在でも、人々の心を捉え続けています。映画監督として、性と政治、神聖と汚穢の両極を往復する映像美とスキャンダルで1960年代のアートシーンに大きな衝撃を与えたことはよく知られておりますが、アルベルト・モラヴィアに「今世紀後半のイタリアにおける最大の詩人」と賛辞された優れた詩人でもありました。そのパゾリーニへのオマージュを個性豊かな13 名の作家が表現致します。パゾリーニに捧ぐ、ロマンティックでスキャンダラスなオマージュ展をどうぞお楽しみ下さい。


【出展作家】
稲垣征次 /宇野亜喜良 /奥津直道 /加瀬世市 /かふお /カネオヤサチコ /キジメッカ /熊谷蘭治 /田亀源五郎 /照沼ファリーザ /林良文 /宮西計三 /森栄喜 (参加作家は予定です)

【特別イベント パゾリーニ「詩と真実」】
  • パゾリーニによる詩の朗読テープ公開
    トーク: 四方田犬彦
    日時: 3月12日(土) 17時開場 入場料: 2,000円(1D付) *イベントは先着順とのことです。

2011.02.22(22:05)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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古谷 葵

Author:古谷 葵

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猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

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