一昨日、電車の窓から差し込む光に俯いていた顔をあげると、橙色に染め上げられた空と燃えるように赤い太陽が目に飛び込んできた。これまでに見たことがあっただろうかと思う程に美しい夕焼けだった。ついさっき、空を見上げてみたら、しんとした夜の空気のなかで、研ぎ澄まされた刃のように凛として、磨き上げられた鏡のように冴え冴えと、輝く月があった。それはやっぱりとてもとても美しくて、何の言葉も持っていないわたしには、ただ美しいとしか言えないけれど、この記憶や胸に去来した想いは絶対に忘れることはないと、忘れたくはないと思った。
2011.03.19(23:13)|日常コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 《菫色の文法》展 vol.1 ~ルネ・ヴィヴィアンの寢臺~ 】
場所: 銀座 ヴァニラ画廊 期間: 2011年3月21日(月)~4月2日(土)

ベル・エポックの巴里に生き、「菫のミューズ」といわれた夭折の詩人ルネ・ヴィヴィアン。その詩風と性向(同性愛)から「ボードレールの娘」「1900年のサッフォー」とも呼ばれ、死と孤独を冷徹にみつめた蒼ざめた詩を遺しました。存在の翳なるものに痛々しいまでに向き合ったヴィヴィアンのポエジーを、九人の女性作家がヴィヴィアンの姉妹として多彩に描き出します。


【出展作家】
Guest Artisits
浅野勝美(鉛筆画) /佐分利史子(カリグラフィ) /須川まきこ(ペン画) /染め花 Horry(コサージュ) /鳥居椿(水彩画) /横井まい子(油絵)
Members of Sumire Ribbon Club
古川沙織(ペン画) /森馨(人形) /ミストレス・ノール(服飾・オブジェ)

【特別イベント 《菫色に囁くちひさな朗読会》】
日時: 3月26日(土)14時~ 入場無料
詩の朗読と蓄音機の奏でる音楽の午後、ベル・エポックの退廃を追想するささやかな会です
*展示は通常通りご覧頂けます
2011.03.19(22:47)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

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Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
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猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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