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【 聖徴・異形美展~頌フリークス降臨~ 】
場所: 銀座 ヴァニラ画廊 期間: 2011年5月30日(月)~6月11日(土) 料金: 500円

「美は痙攣的なもので あるにちがいない。さもなくば存在しないであろう。」
(アンドレ・ブルトン著『ナジャ』)

「美」が我々の心を鷲掴み、琴線を震わせるものだとするならば、美しさは均衡からのみ生まれ出でるものではありません。偏り、欠落にこそ無限の美の深淵を見てとることもまた、一つの「美」の姿なのです。そしてその深淵に、時に私達は畏怖の念を覚える程の崇高さをも見出します。彼らの美しい姿を前にして、私達が寄り掛かっていた既存の価値観や秩序は、脆くも崩れ去ってしまうことでしょう。その時、私達は「頌フリークス」へ額衝く者となるのです。

畸形を「聖なる徴(しるし)」として捉え表現する、異形の人々へ捧ぐ展覧会。


【出展作家】
ウエノシゲユキ /河上ヨシタカ /クロ /小山哲生 /清水真理 /田中流 /林アサコ /亡月王 /ミヤケ千夏 /宮西計三 /室井亜砂二 /与偶 (五十音順・敬称略)

【特別イベント -頌フリークス祭-】
日時: 6月4日(土) 午後5時開場 料金: 2000円(1D付)
◆寺嶋真里監督映像作品上映
『アリスが落ちた穴の中~Dark Märchen Show!! 』
『姫ころがし』
◆異形エロススィーツ女体盛り
(るなぱあく†Mari†提供)
2011.05.29(21:31)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画 美女と探偵 ~日本ミステリ映画の世界~ 】
場所: 神保町シアター 期間: 2011年06月04日(土)~7月1日(金)

「探偵はみんな集めてさてと言い」――巨匠・横溝正史氏の作と伝えられる川柳です。ミステリ読者にはおなじみの、待ってましたと声をかけたくなるシーンですが、みなさんはこの一句に象徴されるトリックたっぷり、謎解きどっさりの物語が、わが国のスクリーン上でも展開されていたことをご存じでしょうか。決して相性はよくないとされてきた本格推理と映像、とりわけ日本映画にも、探せばこんなにもたくさんの秀作があったのです。このジャンルに病みつきの連中ばかりが集まった本格ミステリ作家クラブの十周年を記念し、映画ファンと推理ファンの両方にお届けする特別企画。颯爽と登場する名探偵たちにどうか盛大な拍手を!

ミステリ作家 芦辺拓


【上映スケジュール】
◆6月4日(土)~6月10日(金)
1.『三本指の男』 監督:松田定次 原作:横溝正史「本陣殺人事件」昭和22年
2.『獄門島 [総集編]』 監督:松田定次 原作:横溝正史 昭和24年
3.『悪魔が来りて笛を吹く』 監督:斎藤光正 原作:横溝正史 昭和54年
4.『三つ首塔』 監督:小林恒夫、小沢茂弘 原作:横溝正史 昭和31年
5.『悪魔の手毬唄』 監督:渡辺邦男 原作:横溝正史 昭和36年
6.『吸血蛾』 監督:中川信夫 原作:横溝正史 昭和31年
7.『本陣殺人事件』 監督:高林陽一 原作:横溝正史 昭和50年

◆6月11日(土)~6月17日(金)
8.『死の十字路』 監督:井上梅次 原作:江戸川乱歩「十字路」 昭和31年
9.『蜘蛛男』 監督:山本弘之 原作:江戸川乱歩 昭和33年
10.『影の爪』 監督:貞永方久 原作:シャーロット・アームストロング 昭和47年
11.『誘拐』 監督:田中徳三 原作:高木彬光 昭和37年
12.『最後の審判』 監督:堀川弘通 原作:W・P・マッギヴァーン 昭和40年
13.『南郷次郎探偵帳 影なき殺人者』 監督:石川義寛 原作:島田一男 昭和36年
14.『猫は知っていた』 監督:島耕二 原作:仁木悦子 昭和33年

◆6月18日(土)~6月24日(金)
15.『悪魔の囁き』 監督:内川清一郎 原案:植草甚一 昭和30年
16.『四万人の目撃者』 監督:堀内真直 原作:有馬頼義 昭和35年
17.『わたしを深く埋めて』 監督:井上梅次 原作:ハロルド・Q・マスル 昭和38年
18.『猟人日記』 監督:中平康 原作:戸川昌子 昭和39年
19.『真昼の罠』 監督:富本壮吉 原作:黒岩重吾 昭和37年
20.『肌色の月』 監督:杉江敏男 原作:久生十蘭 昭和32年
21.『「空白の起点」より 女は復讐する』 監督:長谷和夫/原作:笹沢左保「空白の起点」 昭和41年

◆6月25日(土)~7月1日(金)
22.『多羅尾伴内 十三の魔王』 監督:松田定次 昭和33年
23.『死者との結婚』 監督:高橋治 原作:ウィリアム・アイリッシュ 昭和35年
24.『奴が殺人者だ』 監督:丸林久信 原作:樫原一郎「汚れた刑事」 昭和33年
25.『二十一の指紋』 監督:松田定次 昭和23年
26.『乱れからくり ねじ屋敷連続殺人事件』[テレビドラマ版]  監督:佐藤肇 原作:泡坂妻夫「乱れからくり」 昭和57年
27.『恐怖の時間』 監督:岩内克己 原作:エド・マクベイン「殺意の楔」 昭和39年
28.『姿なき目撃者』 監督:日高繁明 原作:渡辺啓助「浴室殺人事件」 昭和30年

【トークイベント】
6月4日(土) ゲスト: 唐沢俊一 17:45~『三本指の男』上映終了後
6月11日(土) ゲスト: 辻真先 17:45~『死の十字路』上映終了後
6月19日(日) ゲスト: 有栖川有栖・北村薫 17:45~『「空白の起点」より女は復讐する』上映終了後
6月25日(土) ゲスト: 京極夏彦 17:45~『死者との結婚』上映終了後
*ホストは芦辺拓(ミステリ作家、「本格ミステリ作家クラブ」役員)

本格ミステリ作家クラブ
2011.05.28(22:31)|映画コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
雨だったり晴れだったり晴れだと思えばまた雨だったり、5月の温い空気のなかを、重力を掻き分けるかのように緩慢な動作で歩く毎日。ここのところ、わたしは混乱していて、とっくの昔に混乱をきたしていた癖に何を今更というような気もするのですが、自身の最も大切にしたい嗜好の軸に関しての混乱であるので、それはもうわたしにとっての一大事となるわけで、なんとか整頓して縺れた脳髄をすっきりさせたいと思う次第なのであります。

まずは、敬愛する澁澤龍彦氏についての思いを整頓してみることにします。わたしは澁澤龍彦が好きなのです。彼の書いた書物を愛しています。けれども好きであるという気持ちを表明すれば、それに対して批判的な意見が返ってくることもしばしばあります。例をあげるならば、「今更、異端もなにもない」、「情報が自由に入るネット社会の現在に澁澤著作の価値はない」、「澁澤の書物を読むのならば彼が引用した種本を読めばいい」などが主でしょうか。正直、それらの方々の澁澤批判は浅田彰氏の頃からなんら変化がないように思えます。ああ、あと「彼の著作に嵌るのは若い頃の一過性の麻疹みたいなもので大人になるにつれ卒業していくものだ」という意見もまた多いですね。資料として、刺激として、知的好奇心を満たすことを目的として、読むならばそういう言も一理あるのかもしれません。

でも、でも違うのです。わたしは声を大にして言いたい。澁澤龍彦とは、或る人間にとって一つの強度を持つ嗜好との出会いであり、内なる嗜好への発見ともなった、劇的な体験であったということを。“澁澤”という嗜好との出会いは、それまでぼんやりと抱いていた感覚にはっきりとした容を与えてくれました。翻訳により彼の世界に包含され変容したサドをわたしは愛しました。彼の眼を通してみた世界にどうしようもなく魅力を感じました。そうして、ジャン・コクトーやジャン・ジュネへの傾倒に繋がっていき、ジュネは高校時代の口も聞けず殆どをジェスチャーで過ごしていた惨めなわたしに、惨めさを美へと昇華させる鮮やかな生き方を教えてくれ、わたしは自らの醜さを醜いからゆえに愛することが出来るようになったのです。

こうやって書いてみると、少しばかり脳髄の縺れた糸が解れてきたようで、混乱が治まってきました。わたしはやはりこれらの世界が好きです。それだけは絶対に確かなことなのです。さあ、落ち着いてきたので珈琲でも飲むとしましょうか……。
2011.05.25(23:21)|日常コメント(4)トラックバック(0)TOP↑
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【 安蘭・雨宮里江 2人展 -華蝶月香- 】
場所: 銀座 ヴァニラ画廊 期間: 2011年5月23日(月)~5月28日(土)

月光に浮き出した滑らかな肢体は胡蝶
淫靡な麝香を放つ花弁の眼差し
憂いを帯びたそれは、扉の向こう側への誘い


安蘭サイト: Lune Croix
雨宮里江サイト: RaiN oF EcLipSe Of THe MooN
2011.05.23(22:14)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑

吸血病(きゅうけつびょう)、好血症(こうけつしょう)、ヴァンパイアフィリアとは、人獣問わず、血液を好む症状を示す病気のこと。自傷行為により自らの血液を飲む人もいれば、付き合っている人から血液を提供してもらうというタイプの人もいる。

自傷型の場合は程度によるが、小さい傷から血液を得る、大きい傷を創って血液を得ると大別される。極度に症状が進行した場合、自分の血液に飽き足らず、犯罪に走って血液を追い求める者もうまれる。以上のような症状は鬱病などとして安定剤を医師に処方してもらうほか、カウンセラーによる症状の改善・回復が求められる。そうしなければ、社会的に復帰するのが困難だからである。

性的嗜好としてこれらに属する人がいたりするが、それよりは鬱病的なことが原因で発症することが多い。また、一度この症状にかかると、タバコや酒を飲むことなどのように日常化してしまい、禁煙や禁酒が困難なように、いわば「禁血」を行うことが困難となる。これに対抗するには禁煙・禁酒の如く強い精神力を持って解決するか、症状の根本的な原因を当事者自らが探り出さなければならないということとなる。いずれにせよ、一度ヴァンパイアフィリアにかかってしまうと、止めようにも止められないという状態に陥ってしまう為、改善には必ず長期戦を伴うこととなる。

ヴァンパイアフィリアでもっとも注意すべきは、他人の血液を得るケース。この場合は特に血液性の感染症に注意すべきであり、特にその点を留意した上で吸血すること。血液感染症への対策と自己の抑制(コントロール)にさえ注意すれば、他人を害することの非常に少ない症状ではある。しかしながら、嫌悪感を示す人間がいることも確実なため、早期の回復が望まれるのはどの病気や症状も同じであるといえる。

改善の一歩として「生肉を食べる」ことや「ドリップ(生肉から出る汁)を飲む」などの方法があるが、医学的な根拠は無く一種の民間療法に過ぎない。


via 吸血病‐Wikipedia
2011.05.22(20:54)|資料・記録コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
日本ミステリアス妖怪・怪奇・妖人事典日本ミステリアス妖怪・怪奇・妖人事典
(2011/02/10)
志村有弘

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河童、唐傘お化け、座敷童子、天狗、ろくろ首、安倍晴明、役行者、久米仙人… ときにユーモラスで楽しく、ときに恐ろしく、ときに哀しく寂しい… 妖怪・鬼・悪霊から神仙・超人まで、日本に息づく異界のものたちを網羅した、不可思議総合事典!



夜鳥 (創元推理文庫)夜鳥 (創元推理文庫)
(2003/02)
モーリス ルヴェル

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仏蘭西のポオと呼ばれ、ヴィリエ・ド・リラダン、モーパッサンの系譜に列なる作風で仏英の読書人を魅了した、短篇の名手モーリス・ルヴェル。恐怖と残酷、謎や意外性に満ち、ペーソスと人情味を湛えるルヴェルの作品は、日本においても『新青年』という表舞台を得て時の探偵文壇を熱狂させ、揺籃期にあった国内の創作活動に多大な影響を与えたといわれる。本書は、渾身の名訳をもって鳴る春陽堂版『夜鳥』全篇に雑誌掲載の一篇を加え、ルヴェルに関する田中早苗の訳業を集大成する。


2011.05.21(21:53)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 山本じん展 『petit amour』 】
場所: 銀座 青木画廊 期間: 2011年5月28日(土)~6月10日(金) *6月5日(日)休廊

東京・銀座の青木画廊にて山本じん個展が開催されます。銀筆画及び木彫大作1点の展覧予定。
・2F/羊皮紙に銀筆画35点の展示
・3F/銀筆画大作5点、木彫大作1点の展示
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


山本じんサイト: JIN YAMAMOTO
関連ログ: 山本じん銅版画展
2011.05.19(22:52)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]
(2011/02/04)
カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション 他

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危ういほど美しい<目覚め>を見つめた血まみれのメルヘン
いじめられっこで繊細な12歳の少年オスカー。友達が欲しいという孤独な少年の願いは、同じ12歳のエリが父親と共に隣の家に越してきた事で、とうとう叶えられそうだ。しかし青ざめた顔をした少女の外出は夜だけ。キャンディも食べられない。そしてエリが現れた頃と時を同じくして、街では不可解な失踪や殺人が次々と起きはじめる…。

恐ろしい話が大好きで内向的なオスカーはエリがヴァンパイアだと気付く。12歳の体に永遠の命を閉じ込められたまま生きるエリは、常に旅をし続けなければならない。ふたりの幼い恋が終わるかに見えた時、オスカーに最大の悲劇
が襲いかかる。エリは彼女が出来る唯一の方法で彼を守るため、戻ってくる……。


映画館での上映期間を逃してしまったうえに、DVDが発売されていることも忘れておりました。観たかった映画なので購入したいと思います。ちなみに、ただいま絶賛上映中の『ブラックスワン』も気になっている映画なので、今度こそは逃さずに映画館で観賞したいのですよ。
2011.05.19(22:40)|DVDコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 美少女写真展 栗栖有稀×埜亞 ‐あらかじめ失われた少女の破片‐ 】
場所: 初台 画廊 珈琲 Zaroff 期間: 2011年5月19日(木)~5月31日(火)

栗栖有稀さんと埜亞さんお二人による美少女たちを撮影した写真展が5月19日からZaroffで開催されます。

栗栖有稀twitter: @dolly_vivian
Dollhouse Noah(埜亞)サイト: 擬似少女楽園廃墟
2011.05.15(21:43)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
幻影の城館幻影の城館
(2006/09)
マルセル ブリヨン

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18C初頭独逸辺境であろうか。霧の濃い黒い森の中に優美な城館が佇む。旅人を誘うかのように城の扉は半ば開いていた。亡霊が支配する城壁の内側は生きる習慣を失った植物。永劫回帰の罠に捉われた時間、森の中の不安な孤独を超え、自分自身を再び見出すイニシエーションの旅。



消えたカラヴァッジョ消えたカラヴァッジョ
(2007/12/12)
ジョナサン・ハー

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ついに真作発見か? 1990年アイルランドでみつかった「キリストの捕縛」。17世紀ローマで描かれた絵がいかなる経緯でかの地に眠ることになったのか? はたしてそれは本物なのか? 権謀術数めぐる現代ヨーロッパ美術界を舞台に、“聖なる人殺し画家”最大のミステリーに迫ったノンフィクション。


『幻影の城館』は[*Mistletoe 幻視するFlaneur遊歩者]で知り、読みたくなりました。
2011.05.13(23:48)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 篠原愛展‐ゆりかごから墓場まで‐ 】
場所: ギャラリーモモ 六本木 期間: 2011年5月14日(土)~6月11日(土) *日・月曜・祝日休み

このたびGALLERY MoMo Roppngi では5 月14 日(土)6 月11 日(土)から篠原愛の個展「ゆりかごから墓場まで」を開催いたします。篠原愛は1984 年鹿児島県生まれ、2007 年多摩美術大学卒業、GEISAI 出品後の最初の個展で注目を浴び一躍知られるところとなり、卒業以来毎年個展を開催し、多くの方々の期待を背に走り続けてきました。私たちのギャラリーでの個展は2009 年以来2 度目の個展になりますが、この間制作を大作中心に描き進め、そのうちの一点は昨年開催されたアートフェア「+PLUS」では好評を博しました。今展のタイトル「ゆりかごから墓場まで」という言葉は、戦後イギリス労働党によって提唱された福祉政策と言われていますが、生まれてから死ぬまで安心して生きられる社会を目指したもの、結局は財政を圧迫させ、理想としながらも実現が難しい言葉として生き残っています。しかし篠原がこの言葉から汲みとったものは生と死であり、その間に横たわる安寧の世界ではなく、むしろ内臓を切り裂くような苦悩の世界として、あるいは生命を育むかけがいのない世界として感受し、常にその先に死を見つめて生きる、自らの現実に他なりません。1年半の歳月を注いで完成された大作も、今に至るまで一貫して表現してきた「生と死」を内包するものであり、恐竜と少女を借りて表現された作品は、滅びゆく中での希望を見ることもできます。篠原自身作品コンセプトを前提に描き始めるというより、自らの内奥に潜む「生と死」についての思いが、作品に表れると言います。初めて挑戦するサイズに四苦八苦しながらの制作でしたが、自らを追い詰め挑戦することで見えてきたこともあり、次へのステップへ得るものもあったと述べています。今展では「ゆりかごから墓場まで」と題された大作を中心に、ドローイング数点をまじえた構成での発表を予定しています。篠原作品の緊密で大胆な世界をご高覧いただければさいわいです。


2011.05.12(21:58)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち
(2009/11/20)
香月 真理子

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少女への想いを文学で昇華させる会社員、幼女を性的に描く漫画家、男児に加害し、相互援助グループに通う男性、”理想の子ども”を空想する元教師、二次元の少年にだけ萌える女性漫画家、「ジュニアアイドル」のイベントに通う男性、少年タレントを応援する男性ファン……。実際、幼児のときに被害に遭った著者が、子どもを「性の対象とする」人たちの生き様と苦悩を追ったルポルタージュ。



マンと三島 ナルシスの愛マンと三島 ナルシスの愛
(2011/03)
高山 秀三

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同じ性向をもちながら、生を全うしたトーマス・マン、割腹で自ら生を閉じた三島由紀夫。二人の作家の豊饒と不毛、輝きと悲惨をナルシシズムの視点で徹底分析。


2011.05.11(22:05)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 eros / thanatos 生と死の幻想 】
場所: 渋谷 Bunkamura Gallery 期間: 2011年5月18日(水)~5月30日(月)

エロスの憂愁とタナトスの誘惑

死は人類の永遠のテーマと言えます。科学が発達し、仮想空間が浸透しても、私たちはこの死という現実から逃れることはできません。元来、生と死は一対となって現れます。「thanatos‐タナトス」はギリシャ神話において「死」を神格化したものです。「eros‐エロス」とは「性愛」のことで、生への執着を意味します。エロスとタナトスは表裏一体の関係にあり、一方の究極の在り方がもう一方であるというパラドクスを内包します。つまり「生」への強い衝動は、同時に「死」への憧憬となるのです。表現者にとって、エロスとタナトスという組み合わせは普遍的テーマでした。一番身近な現実として、またそこから離れる夢の世界として。「生」への執着、つまり性愛が「罪」であるならば、そこからの解放としての「死」は魅惑的な「赦し」となるでしょう。エロティシズムの果てに現れるタナトスの幻想は、狂気の内に生じる一瞬の静寂のように奇妙な美しさを放ちます。生と死という根源的なテーマが美へと昇華したとき、鑑賞者は罪悪感に苛まれながらも、これを覗かずにはいられないのです。本展では、現代におけるエロスとタナトスのイメージを表出する作家たちを並列することで、その再考を試みたいと思います。隠された永遠のテーマ、生と死にスポットを当てた作品を展覧販売します。


【出展作家】
浅野勝美 /東逸子 /亜由美 /愛美 /イヂチアキコ /宇野亜喜良 /大友暢子 /佳嶋 /胡子 /児嶋都 /清水真理 /真条彩華 /杉本一文 /多賀新 /建石修志 /恒松正敏 /中嶋清八 /永井健一 /成田朱希 /日乃ケンジュ /町野好昭 /mican /村澤美独 /アルビン・ブルノフスキー /エルンスト・フックス /オーブリー・ビアズリー /ハンス・ベルメール /ピエール・クロソウスキー /ボナ・マンディアルグ /マン・レイ /レオノール・キャリントン /他 (敬称略)
2011.05.09(21:44)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
コッコ★ドール―球体関節人形の作り方 (EASTAGEヴィジュアルBOOK)コッコ★ドール―球体関節人形の作り方 (EASTAGEヴィジュアルBOOK)
(2010/12)
柏屋 コッコ

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NHKテレビでドラマ化されたホームコメディー『離婚同居』や抱腹絶倒の『柏屋コッコの人生漫才』など多数の作品がある人気マンガ家、柏屋コッコ。そんな彼女の趣味が人形作りである。小学生のころ、母親に連れられてアンティークドール展を見に行き、衝撃を受けたのがきっかけ。「欲しいっ!」…しかし、人形はとてつもなく高価。なんとしても手に入れたい一心で始めた少女時代の人形づくりは、悪戦苦闘の連続だった。やがて大人になったコッコさん、ついに教室で本格的な人形作りを学ぶ。以来、何体もの人形たちに命を吹き込みながら独創的な“コッコ★ドール”を作り上げてきた……。



equus (Feelコミックス オンブルー)equus (Feelコミックス オンブルー)
(2011/04/25)
えすとえむ

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はたらけ、ケンタウロス! (ゼロコミックス)はたらけ、ケンタウロス! (ゼロコミックス)
(2011/04/09)
えすとえむ

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柏屋コッコの球体関節人形制作本とえすとえむのケンタウロス漫画二冊を購入。
2011.05.05(21:48)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 森馨個展 ~蝶番いのゆくえ(チョウツガイノユクエ)~ 】
場所: 渋谷 ポスターハリスギャラリー 期間: 2011年5月13日(金)~5月22日(日)

人形作家である森馨の約1年半ぶりの個展となる本展では、人形作品に加えてオブジェ、人形を撮影した写真などを展示し、森馨のクリエイティブの静かなインテンシティ(激しさ)を表現する機会としたいと考えています。展示される写真の制作を谷敦志、会場の空間演出を菊地拓史というそれぞれ独自の世界を持つアーティストが担当する他、スペシャルイベント「チェロと人形の夕べ」のゲストに山口椿氏を迎えて開催される今回の個展は、様々な美のオーラとパワーが交錯する異界となることでしょう。


【スペシャルイベント-チェロと人形の夕べ-】
日時: 2011年5月18日(水) 19:15開場 19:45開演
ゲスト: 山口椿 入場料: 1,000円(1ドリンク付き)

森馨サイト: Maiden Baroque
プロデュース: Produce Unit SELECT 公式ブログ
2011.05.04(21:05)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 メメント・モリ(死を想え)-折原一骸骨絵コレクション展 】
場所: 銀座 文藝春秋画廊 ザ・セラー 期間: 2011年5月16日(月)~5月21日(土)

【主な作家・作品】
池田満寿夫 /宇野亜喜良 /大島哲以 /小山田二郎 /加藤清美 /柄澤齊 /坂田哲也 /篠田教夫 /建石修志 /谷神健二 /成田朱希 /春口光義 /福島瑞穂 /藤野級井 /古吉弘 /前田正憲 /水口理恵子 /三浦明範 /三輪修 /山科理絵 /山本タカト /渡辺栄一 /ベルナール・ビュッフェ /髑髏杯(チベット・19世紀) /装飾髑髏 他

【ミステリ系の主な作品】
石塚公昭(江戸川乱歩像) /七戸優(叔母殺人事件・叔父殺人事件) /建石修志(五輪の薔薇) /不二本蒼生(セルロイドの息子) /丸尾末広(エドガー・アラン・ポー) /山田維史(皇帝のかぎ煙草入れ) /ジョン・ウェイン・ゲイシー(殺人ピエロ(スティーヴン・キング『IT』の原型)) /ビュッフェ(ファントマ) 他

推理作家の折原一氏のヴァニタスコレクション展が文藝春秋画廊で開催されます。ミステリとアートとメメントモリの世界……、胸が躍ります。

折原一公式サイト: 折原一「沈黙の部屋」
2011.05.01(22:26)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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【 邪神宮 ~邪~ The Evil 】
場所: 銀座 ヴァニラ画廊 期間: 2011年5月2日(月)~5月14日(土)

「クトゥルー神話」それは1920年代に怪奇作家であるH・P・ラヴクラフトによって誕生した創作神話体系です。人知を超えた宇宙的恐怖や狂気を描きだす世界観は、シェアワールドものの先駆として多くの作家達に書き継がれ、幅広く愛されております。様々なアーティスト達を魅了してやまないこの神話をモチーフに、現代日本のアートと文芸の第一線で活躍する作家達が集い、その人知を超えた宇宙的恐怖や狂気に彩られた世界観が、GWに幻の都市のごとくヴァニラ画廊に出現いたします。「クトゥルー神話」をテーマに絵画・造形・小説作品を競作するという、史上初にして世界初となる一大コラボレーション!異界からの触手の魅力に囚われた作家たちの織りなす作品群と、それを内包するヴァニラ画廊の空間、どうぞ心してご来場ください。


【出展作家】
天野行雄 /荒井良 /伊藤潤二 /井上雅彦 /小岐須雅之 /京極夏彦 /児嶋都 /SONIC /高橋葉介 /フランソワ・アモレッティ /三浦悦子 /森馨 /山下昇平 (敬称略・50音順)
(キュレーション:児嶋都 会場空間アートディレクター:山下昇平)

【特別トークイベント ~クトゥルー神話の夕べ~】
日時: 5月3日(火) 17:00開場 入場料金: 2,000円(1D付)
司会: 東雅夫 ゲスト: 岩井志麻子 /天野行雄 /黒史郎 /他ゲスト有
*定員45名、先着順とのことです。

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【 邪神宮 ~深~ The Deep Exibition of Cthulhu 】
場所: 銀座 スパンアートギャラリー 期間: 2011年5月23日(月)~6月4日(土)

【出展作家】 
天野行雄 /荒井良 /伊藤潤二 /井上雅彦 /宇野亜喜良 /小岐須雅之 /京極夏彦 /児嶋都 /SONIC /高橋葉介 /フランソワ・アモレッティ /三浦悦子 /森馨 /山下昇平 /山本タカト (敬称略・50音順)
(キュレーション:児嶋都)

【特別トークイベント ~『邪神宮』刊行記念サイン会~】
日時: 2011年5月28日(土) 17:00~18:30
宇野亜喜良&高橋葉介&三浦悦子サイン会

大変豪華な作家陣によるクトゥルー神話展がヴァニラ画廊、スパンアートギャラリーにて開催されます。

※両ギャラリーでの出展作品に重複はありません。
2011.05.01(21:31)|展覧会メモコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
Dodgson Vo.1
◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

幼女に関する短編小説&考察を寄稿させていただいています。
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
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