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実際、纏足時代の人びとはもともと金蓮を性の一部と見なしていたし、蓮迷からみれば金蓮は性にほかならなかった。金蓮は「媚夜の具」と称えられ、「世を挙げて魂を奪われる 媚夜の蓮」というのは、きわめて明白であった。清代の李百川〔一七一九ー七二〕の長篇小説『緑夜仙踪』には、弓鞋を見て、「思わず淫心が波打ち、精神が混乱する」人がいたことが描かれている。弓鞋がこうであれば、あからさまな蓮足はいっそういうまでもなく、愛蓮が癖になっている人のなかには、みずから、蓮足を一目見るや、夢精すると述べている人もいる(「蓮事余談」〔『采非録』四編〕)。
 纏足の時代には、女性の脚が夫以外の男性に撫でられたり、その弓鞋が人に盗まれたりすることは、人に強姦され、貞節を失うのと同じであり、不徳な男性のなかには、女性の脚や鞋を撫でるとその女性と密接な関係が生じたのと同じと見なす者もいた。さらに、悪ふざけもした。たとえば、李栄媚が「洪南蓮話」(『采菲録』三編)の「白汁紅菱」で述べているように、隙に乗じてひそかに女性の弓鞋を盗んでそのなかに射精したり、さらに深夜に女性の家に忍び入り、窓を割って弓鞋に足を突っ込んだりする無頼もいた。


纏足時代に金蓮が性と密接な関係があるからには、もっぱらその関係を探求する人もいた。まず、繊足の土踏まずについて、女陰と同じであり、射精の道具にすることができると見なすなど、外観の特徴から金蓮と女性の特徴を牽強付会した(鄭英「葑菲閑談」〔『采菲録』続編〕)。また、繊足には女性の全身の美しさが集中しており、

 白くてきめの細かい肌、形よく曲がっている眉、ほっそりしている玉のような指、円く突き出ている乳房、小さな口元、紅色の唇、秘めやかな私処などを兼ね具えており、香りもまた腕の下、股間、汗の香りに勝る。(予里「剣津翫蓮記」〔『采菲録』四編〕)

とも見なしていた。

-『図説 纏足の歴史』高洪興 著 鈴木博 訳 原書房-


*金蓮=美しく纏足された足、繊足=繊細な足(纏足された足)、蓮迷=纏足偏愛狂、弓鞋=纏足靴

図説 纏足の歴史図説 纏足の歴史
(2009/04/20)
高 洪興

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2010.06.01(23:18)|資料・記録コメント(3)トラックバック(0)TOP↑
紀です。コメントするのはお久しぶりです。
清の康熙帝や毛沢東が「纏足は女性差別」として禁止しても、当の女性達が止めようとしなかった
そうですね。結婚出来なくなるからだそうですが言い方を変えれば「男性に見向きされなくなる」
という事で、あのドリルのようにとがった足に魅力を感じる男性がたくさん居たんですね。
「女性が家から逃げ出さないようにする為」とは聞いた事があったんですが、魅力までは考えませ
んでした。写真で見た事がありますが、気持ちわるいと思いましたし。おしろい、お歯黒、ずらし
眉?に魅力を感じたご先祖様達と似たような感覚なんでしょうね。昔の人の好みは分かんない(笑
男の好みの女は、何故か不自由を強いられますね。庇護本能か征服欲か。
私はおとなしい女性が苦手ですけど。

何気に思ったんですが、今の体操服はブルマからハーフパンツに変えられてますが、何年かしたら
ハーパンに魅力を感じる男達が増える気がします。纏足も最初は魅力を感じなかったと思いますし
要は、慣れかと。
From:  * 2010.06.02 03:45 * URL * [Edit] *  top↑

古谷様も足が小さいですよね。びっくりしました(笑)
From: 海月 * 2010.06.03 20:43 * URL * [Edit] *  top↑

>紀さん
こんばんは、お久しぶりです。
ある文化が育まれていってしまった場合、それを急に変えるのは難しいのでしょうね。後々にそれがどんなに歪に見えても、その時代の美意識や価値観では異常ではないというのが、纏足時代の女性が意識改革していくうえでとても大変だっただろうなあと思います。

>>何気に思ったんですが、今の体操服はブルマからハーフパンツに変えられてますが、何年かしたら
ハーパンに魅力を感じる男達が増える気がします。

!!確かにそれはありそうですね(笑)

>海月さん
自然纏足ですよ!体重の割に足が小さいと転びやすくて大変なのです。しかしもっと小さくなると楽しいと秘かに思っていたりもするのですが……。
From: 古谷 葵 * 2010.06.03 22:36 * URL * [Edit] *  top↑

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