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画廊・珈琲 zaroffにて開催されている岩切等氏の写真展は、街々のなかにひっそりと佇んでいる、奔流の如き時の流れからは切り離された、しかし確かにその場所に息づいている建物たちの姿が映し撮られていた。モノクロームの絶妙なコントラストが艶やかで、岩切等の眼で見た世界は、わたしが常日頃認識していた世界を、こうも美しく変化させることが出来るのかと驚きを覚える。写真を観るという行為は、撮影者の精神世界に接触し、同調することでもあるのだと改めて感じた。写真展の題である『憂う街』という言葉が視覚とともに脳に浸み込んでいった。

下に紹介している書籍は岩切等氏が撮影したフォトエッセイ本。こちらも拝見させて頂いたが、様々な廃墟の写真が収録されていて、とても素敵だった。わたしが廃墟写真を観るのが好きなのは、廃墟そのものが好きなのはもちろんとして、写真家によって廃墟の何に想いを馳せるのかという違いを感じられるのが楽しいことも大きい。『失楽園物語』の世界の廃墟は、まさにわたしが“想いたい”廃墟の世界であった。

岩切等写真展『憂う街』は11月16日まで開催中。

失楽園物語失楽園物語
(1992/06)
板橋 雅弘岩切 等

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ひなびてしまった宿、永久に工事中の道路、建設されたまま実際にはほとんど使用されなかった地下鉄のホーム…。本来の役目を終え、かつての栄華を引きずりながら今はさびれ、ひっそりと残っている"昭和の遺跡"の記憶を写真と文でたぐりよせる。


2010.11.08(23:06)|展覧会感想コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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Author:古谷 葵

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三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
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◆Dodgson Vo.1 「漂流少女」◆

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