蝙蝠と蛞蝓の宴書籍
> 買った本
猟奇博物館へようこそ ─ 西洋近代知の暗部をめぐる旅猟奇博物館へようこそ ─ 西洋近代知の暗部をめぐる旅
(2011/12/23)
加賀野井 秀一

商品詳細を見る

《ミラビリア(驚異)とクリオシタス(好奇)の世界》
先ずはカバー画を注意深くご覧頂きたい。一見アヴァンギャルドな衣装を身にまとった美人画かと思いきや、実はこれ、18世紀のフランス人版画家G・ダゴティによる彩色解剖図の傑作である。シュルレアリストたちによって「解剖学の天使」とも呼ばれていたこの作品を、プレヴェールは次のように詩に書いた。「両肩をあらわにした女性、いやむしろ、両側に折り返された皮膚によって両肩を剥き出しにされた女性......内臓的な恐怖と華麗」本書が扱うのはまさに、西洋近代知の暗部やキリスト教的秩序の裏側に潜む、「恐怖」と「華麗」が織り成すあやしくも美しい、いかがわしくも魅惑的な異貌のオブジェのコレクション。解剖図、解剖蝋模型、デカルトの頭蓋骨、腐敗屍体像にカタコンベ、奇形標本などなど、おぞましさゆえに西洋近代が直視することのできなかった事柄がまるごと背後に隠された、あっと驚く「猟奇」の数々だ。それらが、大航海時代にヨーロッパの王侯貴族や学者の間で流行した、あの、世界の〈ワンダー〉を収集・陳列した「驚異の部屋」(ヴンダーカマー)さながらに、手ぐすねひいて読者を待ち構えている。メルロ=ポンティやソシュールの専門家が、なぜこの「猟奇」に魅了されるにいたったか。ぜひその目で確かめ、猟奇の旅の同士となっていただきたい。図版多数。



エロス・エゾテリック~新・禁断異系の美術館 (TH ART Series)エロス・エゾテリック~新・禁断異系の美術館 (TH ART Series)
(2011/12/22)
相馬俊樹

商品詳細を見る

エロスと神秘の結婚!
ジョン・サンテリネロス、アラン・ダニエルズ、H・R・ギーガー、アルビン・ブルノフスキ、レイ・シーザーなど、エロティシズムや死のイメージという魔法のレンズを通して、神秘の領域へとアプローチを試みるアーティストたち--日本ではあまり知られていない海外の作家たちを、豊富な図版とともに紹介!上記の作家など12人の作家論に加え、ベルメールなどを取り上げたテーマ論「カオティック・エロスの幻影」「女体改造の幻影」「テリブル・マザーの幻影」を収録。
「彼らはエロティシズムと死のヴィジョンのうちに、世界の〈外〉へと通じるゲートを探ろうとする」


2012.01.09(20:40)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

古谷 葵

Author:古谷 葵

Blog title:
Koumori to Namekuji no Utage

箱詰人形などとも名乗っております。
怠惰な日々を過ごし中。
twitter:@hako_guru
mail:hako.zaregoto@gmail.com

猟奇唄
猟奇唄 (上) コシーナ文庫
猟奇唄 (上)間 武

三行詩集『猟奇唄』の表紙絵と挿絵を描かせていただいてます。
取扱書店:ジュンク堂池袋店/大阪中崎町・書肆アラビク/アマゾン
書肆CAVE
箱詰人形セレクト

ギャラリーCAVEさまのオンライン古書店<<書肆CAVE>>にて、わたくし箱詰人形がセレクト致しました“箱詰人形セレクト”なるカテゴリを設けていただいております。
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
Ajax Amazon