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うだる様な暑さの続く毎日のなかで、春夏秋冬の別なく活動的でないことには定評のあるわたしだというのに、最近はちょこちょこと動くことが増えております。

まずは、先週の金曜日にはギャラリー・エフで開催された『さやか 個展 「The!!」』に行き、繊細な線と丁寧に塗られた色彩から創造された少女達の世界に魅了されてきました。
さやかさんの描く少女の、手足の指の曲線には無性にエロティックな欲望をかき立てられます。
「もしや、これこそが第七官界というものなのではないかしらん」とか思いながら何周回、名残惜しみつつも、伊勢丹新宿店のアートギャラリーへ。

アートギャラリーでは、『「金子國義の世界」出版記念展』を堪能しました。
金子氏の作品はずっとリトグラフが好きで、油絵はゴテゴテしている印象が強くて正直苦手だったのですが、実際に直に作品を見てみれば、そこから発散されている生と美の迫力に圧倒されてしまいました。凄い。

そして、土曜日。
土曜日は、青木画廊で『一角獣は此処に~精筆の画家8人展』、ヴァニラ画廊で『エロスのしずく展』、松下電工汐留ミュージアム『アール・ブリュット展』、そして最後に新宿歌舞伎町の映画館で『功殻機動隊2.0』を鑑賞するという盛りだくさんの内容で過ごすこととなりました。
ひとつひとつに書きたいことはいっぱいあるのだけれど、未だ頭の中が整頓されておらず、わたしの愚かしい脳味噌では、言語化して構成して出力するまでには相当な時間を要さなければならなそうです。

ただ、漠然と気になったことのひとつとしては、『アール・ブリュット展』でのアウトサイダーアートを見て(知的障碍や精神疾患を抱えた人々の作品を十把一絡げに<アウトサイダーアート>という総称で呼ぶのは乱暴であると常々感じているのですが、今はそのような定義についての論議は置いておくとして)、精神病に罹患した人の手による作品は、知的障碍者を含む多くの人と比べて、高頻度で円を多様する傾向が見られたことです。それがなんだ?と思われるかもしれませんが、なぜだか心に引っ掛かっているのです。

そしてそして、月曜火曜を飛ばして水曜日。
靖国神社の「みたま祭り」に行き、見世物小屋を楽しんできました。
見世物小屋の猥雑で安っぽくて大仰で妖しくて混沌とした……、ああ、この俗に塗れたなんとも魅力的な異界よ!
蛇女の小雪さんが、凄みのある笑みを浮かべながら生蛇を食い千切る姿は、素晴らしく美しくあったのでした。
見世物小屋といえば丸尾末広の『少女椿』を連想してしまうわたしです。
ですので、『少女椿』で憧れた世界が、この時代にも辛うじてながら脈々と受け継がれ、現在しているということには改めて驚きと感動を覚えました。もっと深く知りたくなりました。

それにしても、なんと活動的な人間になってしまったものだろうか……。
暫くは、湿った日陰にでも隠れて黴と苔でも食べながら鬱々とした日々を過ごさなければ、精神の均衡が保てなくなり自我は崩壊、いずれは廃人寸前となってしまうに違いないのだ、と半ば強迫的な思い込みに支配される程に人生最大の活動期を迎えてしまっています。発情期はまだです。いやいや、そんなことはどうだっていいのです、はい。
「発情期なんていらないんだ!エロスよりタナトスへの欲動を原動力として生きて行きたいんだ!」
「死への欲動を性的欲求に代替させて快楽を得ようとしているならば、それはただの性倒錯者ではないか!」
……またもや、話が脱線してしまいましたね。わたしのなかの24人のビリーミリガンが五月蠅いことです。

まあ、そんなこんなで楽しい日々だったのでした。
終。
2008.07.18(23:59)|日常コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
アウトサイダーアートと言われると、ヘンリー・ダージャーを思い浮かべます
憧れるけど、僕は社会に適応してしまっている
From: いそがい * 2008.07.22 17:17 * URL * [Edit] *  top↑

わたしも、社会に適応しながら異端な生き方に憧れてしまいますね。
From: 古谷 葵 * 2008.07.22 22:43 * URL * [Edit] *  top↑

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