蝙蝠と蛞蝓の宴資料・記録
> 世界で一番美しい死少女
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腐らない死体、眠れる死少女としてその名が知られているロザリア・ロンバルド。わたしが初めてその存在を知ったのは荒俣宏の著書によってだったと記憶しています。

ロザリア・ロンバルド(Rosalia Lombardo, 1918年 - 1920年12月6日)
イタリアのシチリア島パレルモにあるカプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂に遺体が安置されている少女。
既に死後80年以上経過しているが、その遺体は死蝋化のためまったく腐敗していない。
1920年に2歳で亡くなったロザリアは、カプチン会独特の死体埋葬方法であるミイラ保存をされることになる。
サラフィアという医師の手によってミイラにされたロザリアだが、サラフィアは最後までその製法を明かさなかったと言われている。
同じ納骨堂に安置されている約8000の遺体のほとんどが白骨化しているにもかかわらず、ロザリアは頭髪もつややかなまま、あたかも眠っているかのような状態で生前の姿をとどめ続けている。

-はてなキーワード ロザリア・ロンバルドとは-


永らくその保存方法は謎とされていました(上記の説明のように死蝋化説が真相ともされていました)が、先日、ついにその謎が解明されたとのニュースが!!

[ “眠れる美少女”の謎が明らかに ]

調査の結果、サラフィア氏が書き記した直筆のメモの中に、彼がロザリアの遺体に注入した薬品名が見つかった。その薬品は、ホルマリン、亜鉛塩、アルコール、サリチル酸、グリセリンだった。
ホルマリンは、殺菌力を持つホルムアルデヒドの水溶液である。ホルマリンを用いた死体の防腐処理は、いまでこそ広く行われているが、それを初めて行った人物の1人がサラフィア氏である。アルコールは、湿度が極端に低い地下墓地内で、ロザリアの遺体を乾燥させミイラ化する役割を果たしたとみられる。グリセリンは逆に、遺体が極度に乾燥するのを防ぎ、サリチル酸は、菌類の繁殖を防いだと考えられる。


「亜鉛によって、ロザリアの体は石化している。もしロザリアを棺から出して直立させれば、支えがなくても立っていられると思う」。ウィリアムス氏はそのように話す。
ピオンビーノ・マスカリ氏は、独力で高い技術を追求したサラフィア氏をアーティストと呼ぶ。「彼が持っていたエンバーミング技術は、現代の水準からみても最高レベルだと思う」。


んふふふ……これは夢が広がりますね。

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(2002/09)
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2009.02.11(20:39)|資料・記録コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
死蝋って一種のエンバーミング技術なんですね。
それにしても、美しい。是非、身近で彼女を見てみたいものです。
From: 長岡紅蓮 * 2009.02.12 11:38 * URL * [Edit] *  top↑

当時にこれだけ水準の高いエンバーミング技術が施せたというのは本当に凄いですよね。
ロザリアちゃんの姿、わたしもいつか近くで拝見できたらなあと思ってます。
From: 古谷葵 * 2009.02.12 22:08 * URL * [Edit] *  top↑

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