蝙蝠と蛞蝓の宴書籍
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憑霊信仰論―妖怪研究への試み (講談社学術文庫)憑霊信仰論―妖怪研究への試み (講談社学術文庫)
(1994/03)
小松 和彦

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「憑く」という語の本来の意味は、事物としてのものにもともと内在する精霊や、異界の神霊などが、別の事物としてのものに乗り移ることを意味していた。本書は、こうした憑依現象を手懸りにして、狐憑き、犬神憑き、山姥、式神、護法、付喪神など、人間のもつ邪悪な精神領域へと踏み込み、憑依という宗教現象の概念と行為の体系を介して、日本人の闇の歴史の中にうごめく情念の世界を明らかにした好著。



日本の憑きもの―社会人類学的考察 (中公新書)日本の憑きもの―社会人類学的考察 (中公新書)
(1999/10)
吉田 禎吾

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伝統社会の解体、都市化の進行とともに、キツネ憑き・イヌガミ憑きなどのいわゆる憑きもの現象は今や消失してしまった感がある。しかしこの現象の背後には意外にも、日本社会の家筋の問題を含む人間関係の祖型が匿されているのではなかろうか。憑きもの現象が濃密に残存していた村落への長年の調査と、外国の豊富な類例とを比較して考察した本書は、かつて日本民俗学が試みた領域への、社会人類学の側からの新しい照射である。


2009.08.20(22:21)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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